言っちゃってから始めよう!
こんにちは!
例年スクールの開始は4日だったんだけど、今年は遅くて7日から。
イベントやらプライベートレッスンやらでちょこちょこと働いているけど、
まだまだ日常には戻っていません。結構ヒマです。笑。
暇なので、今年はどんなことが起こって、
自分はどんなことを考えて、
どんな行動をとるんだろう?
そんなことをぼーっと考えてます。笑。
大して浮き沈みや展開のない人生を送ってきましたけど、
思い返してみると進路の決定というか、
転換点みたいなことは何回かありました。
①高校二年でガリ勉キャラから一切の勉強を投げ出してバーンアウトしたこと。
②大学出たのに企業に就職せずに、単年契約のテニスコーチになったこと
③バルセロナにテニス留学したこと。
このくらいです。
思い返してみると面白いのは、この転換点の数年前に
将来、その道へ導かれることになる『何か』が始まっていることです。
①に関しては、テニスに出会ったこと。
高校のレベルが高くて勉強が大変だったこともあるけど、
勉強で評価されるよりもテニスの方が面白かった。
②に関しては、
偶然大学一年生の時にバイト先に選んだ(一番近かっただけ)テニスクラブに、
レッスンと自分の練習で入り浸るようになったこと。
③に関しては、なぜかお金を貯めまくってやろうと思ったこと。
留学目的で貯めていたわけではなく、とりあえず貯めていた。
そこに偶然、留学の、しかも当時はメジャーでもなんでもない、
スペイン留学の話が舞い込んだ。
なんか面白いなぁって思う。
テニスを始めてなかったら、それなりに勉強を続けて、
もうちょっとだけ偏差値の高い大学にいって、会社員をしているかもしれない。
今の職場にバイトにいっていなければ、
テニスコーチという職業にそこまで魅力を感じなかっただろう。
それくらい先輩や師匠に恵まれたと思う。
貯金をせずに、留学の話が舞い込んきていても、当然行くことはできなかった。
テニスを始めた時も、
今の職場dせバイトを始めた時も、
貯金し始めた時も、
のちのちそれが自分の人生の方向付に大きく影響するなんて思ってもいなかった。
就職した友人が言っていた『キャリアの構築』とかとは全く無縁の危なっかしい人生だと思う。
何歳までにこの資格をとって、課長になってそしたらまたこんな資格をとって。。。
そんなトントン拍子な人生はこれからも無理だろうなぁ。
おそらくそのような人生を歩む上で大切な『何か』が僕には欠けている。
っていうか、僕達の業界の人間には全員欠けているのかも。(みなさんごめんちゃい、笑)
話がまたそれた。
そういえば、『エースをねらえ!』っていう漫画を昨年のGWに読んだんだけど、
宗方コーチのこんなセリフがあったっけ。
『勝敗を分けるのはいつも一球。
だがプレイしている時は、どれがその一球かわからない。』
なかなかに深い言葉ですね。笑。
毎日毎日色んなことが起こっていて、その出来事のどれかが、
次の何かを生み出しているんだけど、
それがどれなのかは、その時はわからない。
大体、計算して結果を求めて何かをしている時は、
ロクなことにならないことが多い。
はっきり言って『キャリアの構築』なんて不可能だと思う。
でもこの『キャリアの構築病』って、結構難病だと思う。
何かをする時は、必ず何か報酬を期待してしまうし、
報酬が見えないとやらせてもらえないご時世でもある。
でもそれってのは、履歴書の書き方が統一されているような単なるプラットフォーム。
空気が読める僕達は、ついついそのプラットフォームを読みとって、
自分の考えをその書式やフォントをあわせてしまう。
かと言って、一度空気を読むことを覚えた人間に、
『読むな!』っていうのは無理な相談だと思う。
大体、空気が読めないとほとんどの職業で機能しない。
空気を読んだ上で、空気を読んじゃった自分に気がついて、
とりあえず思いついたことを言ってしまう。
そして回りの人達もその、空気を読んじゃったけど読まなかったことにして言っているという、
その空気を読んで(ややこし~、笑)話をする。
そうなると面白いことになるような気がする。笑。
『なんで高齢者を支える為に若者が損しなくちゃいけないの?』
って言っちゃってから始めればいいと思う。
お世話になっているんだし、今の日本を作ってくれたんだから。。。』
なんて思っちゃったら、すべては停滞=下降線をたどっちゃう。
言っちゃえば、その言葉が『勝敗を分ける一球』になっているんじゃないのかなぁ~、
ってぼけぼけと思うんだけど。。。
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