火曜日はコーチの技術!スペインドリルコンセプト編10!
こんにちは!
スペインドリルコンセプト編も早くも10回目。
もともとシンプルであまり細かいこと言われすぎないことが、
スペインドリルの良さでもあると思っているので、
この第10回でとりあえず一区切りつけたいと思います。
ドリル中によく言われる言葉。
『Use body power!』『身体の力を使って打て!』ってことです。
アバウトでいいですよね!笑。
日本でなら、バイオメカニクスを駆使して、
どうやったら身体の力をうまくボールに伝えられるかのかが説明できないと
アドバイスにならないのでしょうけど。。。苦笑。
でもスペインでは、60球から80球という球数の多さと、
練習時間の長さ、
そしてゆったりとした時間の流れ、
そして情熱あふれる人間性がバックボーンとして存在しての
この『身体の力を使って打て!』言葉ですから、
効果があるのかもしれないですね。
要するに、手にばかり力が入って力むのではなく、
体重移動、身体の回転、すべてを使って打ち続けろ!
ってことです。
踏ん張りがききにくいクレーコートというのも
効率の良い身体の使い方を覚えるのにはプラスに働くでしょう。
でも日本でしっかり機能分析をして、
身体の使い方を学んだ方が効果的なような気もします。
スペインではその一見『無駄』に見える要素も他の『何か』でプラスに働くという考えなのかな?
たくさん打って学んだ方が、体力もつくし、なにより身につきやすい。
時間や土地、日本とスペインの文化の違いもこの件では大きく関係ありそうです。
文化というか空気感とアドバイスというのはマッチしていると思います。
日本は、忙しくて時間がない。
だから効率よく学ぶことが重要視されてますよね。。。
人によって合う合わないがあるでしょうね。
次回からは、スペインドリル以外のスペインでの練習を紹介します。
数種類しかありませんが。。。笑。
iPhoneからの投稿
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。