金曜日はコーチの技術!レディースの世界2!
こんにちは!
僕が尊敬してやまないのが、
ジュニアの大会でボランティアで運営のお手伝いをしている方々。
ほぼすべてが女性スタッフ。
四季を問わず、屋外でコートレフリーから空きコートの管理などを行う。
大会を行うほど大規模なテニスクラブは、日陰が少なく
真夏などは、立っているだけでかなりの消耗をする。
その中で、子供達の為に運営を買ってでる。
12歳以下の大会など、
ルールを理解しきれていないジュニア達の試合進行も手伝わなければならない。
当然、テニスをある程度知っていなければできる仕事ではない。
時に遠くから『フットふぉ~~ると~~』なんて叫ばれて、
カチンとくることがあるかもしれませんが、
感謝の気持ちを持って受け止めましょう。
誰にでもできることではないと思います。
さて、この運営のボランティアをしている人に、レディーステニス愛好家の方が多い。
みんな本当にテニスが好きなんだなぁ~と感じるし、
日本が誇れる文化だなと思う。
ジュニアの試合をテニスが好きなレディースが運営するんですから。
さて、前回のブログで紹介した、レディーステニスに必要なこと。
今日はその①、正確性について。
A、B、C、D級などランクは分かれているけど、
学生テニスのような一発でエースが取れるようなショットをもっている人が
なかなかいないのが、一般の大会。
レディースの大会もその中に入ると思う。
そう言う僕も、エースを取ることができるショットなんて
持ち合わせていないので気持ちはよくわかる。
勝つ為に必要なのは、ショットの破壊力ではなく正確性。
ボールが少しくらい甘く入っても、相手にもそれを決めることはできない。
そうなれば、とにかくミスをしないことが勝つ為には、最優先になる。
スクールでは教えていない、
また、テレビの正解では見たこともないような
ロブ合戦になることもしばしばです。
ショットの正確性を上げるには、方法は2つ。
そしてこの2つは併用する必要があります。
A、基本練習をひたすらする。
B、自分の器の中でテニスをする。
Aに関しては言うまでもありません。
1ヶ月や2ヶ月で結果につながることではありませんが、
半年1年というスパンで見れば、
基本のボール出し練習や、ラリーをし続けるだけでかなり実力はあがります。
少しづつ身につくので体感はしにくですが。。。
Bに関してですが、試合で『戦える人』はこれができます。
言葉遊び的に言えば、『無理』と『無茶』の区別がボールを打つ時にできるかどうかです。
『無理』をしてなんとかボールをコートにおさめようとすることが大切で、
『無茶』をして、一か八かに賭けすぎると勝利は逃げていきます。
そしてここが難しいのですが、この区別ができる人は、
この言葉遊びの意味がわかります。
できない人は、わかりません。
Aに関しては、わかっているけど、続けるのは困難。
Bに関しては、理解できればさらなるテニスのしんどさが理解できる。
、といったところでしょうか。
一言で正確性と言っても奥が深いですね。。。
勉強しよ。。。
次回は②の陣形について。
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