木曜日は本の紹介!
こんにちは!
そろそろ寒さともお別れ、ほんの少しだけ気持ちいい季節があって、
その次はまた激暑の季節に突入か。。。
さて今日紹介する本はこちら。
- 10年後に食える仕事、食えない仕事/渡邉 正裕
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
なにかと不安な情報が多い昨今。
世界がフラット化し、グローバルな労働環境が構築されていくだろう10年後。
世界でもトップクラスの給与水準を誇る日本人は食えているのだろうか。
この本では、仕事に
①日本人メリットがあるかどうか
②仕事のスキルのレベルは高いか
の2点から分析するのがいいと書いてある。
例えばタクシードライバー。
①に関しては、別に運転がうまければ日本人である必要はない。
ナビなどもかなりいいものがあるし、外国人労働者の運転でも値段が安い方が良い。
②それほど付加価値の高いスキルが必要とされるわけではない。
このような仕事は、外国人労働者が増え、世界水準の賃金になっていく、
当然今よりも賃金が下がるということです。
①にも②あてはまらない職業が一番、賃金が下がるリスクが高いと言えます。
逆に①の日本人メリットはなくとも、②があれば、外資系の会社などで、
高い賃金をもらうことは可能です。ただし、かなりの競争になります。
②ではないけれど、①はある職業、例えば美容師さんなどは、
安定していると言えそうです。日本人の細かやかな、感覚にあうように
髪の毛をカットすることは外国人労働者では難しいと考えられます。
テニスコーチはここに属するかなと思います。
そして①も②もある職業は最強で安泰です。
この本では弁護士がそれにあたると書いてあります。
弁護するには、困難な日本語を自由に操れる能力が必要不可欠であり、
同時に難しい司法試験をクリアしなければなりません。
ただ、弁護士が増すぎているという報道もありますが。。。
もちろん、この本に書かれていることがすべてではなく、
これに、人々の感情がプラスされて職の安定につながります。
例えば、美容師さんは髪型を大切にする女性とおしゃれな男性にとっては必要ですが、
僕のような無頓着な人間には、現時点でも1000円カットで十分です。
僕のような人間が増えれば、美容師さんはピンチです。
テニスで言えば、『テニスは、レンタルコートで練習して、
月に1回か、悩んだときに指導を受ければいい、
練習するコミュニティの維持を各自で構築できれば
お金はかからない。』
こんな人が増えてくるとピンチですね。。。
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