火曜日はコーチの技術!レディースの世界9!


こんにちは!
今年もちゃんと健康診断に行きました。結果はまだですけど、病院は何度行っても苦手です。。。
さてレディースの世界9!
レディーステニスで勝負の分かれ目というか、レベルの分かれ目になるショットを挙げろと言われれば、間違いなく『スマッシュ』を挙げます。
試合に勝つために、またポイントを取るために、ロブが多用されますが、これに対処するにはやっぱりスマッシュが必要です。
ハイボレーにつなぐことも必須のテクニックですけど、スマッシュで決めることができれば、ロブを上げる相手にプレッシャーをかけてミスを誘えます。
1セット中、ロブを上げられ続ける地獄から抜け出すには、ハイボレーではなくスマッシュが必要です。
ではどんなスマッシュか?
①角度のついたスマッシュ
②深いボールもあまり下がらずに頭の後ろでも打てる、打点の幅が広いスマッシュ
今日は①について。
当たり前ですけど、相手のいるところにスマッシュをすると、よほど速いボールでない限り返球されます。しかもまたまたロブで。。。
そして相手のラケットを弾くほどのスマッシュを打つことは女性の筋力では難しい。
必然的にコースを狙うことが求められます。ここで必要になるのが、ベースラインを狙うのではなく、サイドラインを狙うという発想です。

photo:01

図でいうと青いスペースにしか打てないと、相手に返されやすい。そしてその雰囲気を打つ前に無意識に感じ取ってしまって、スマッシュミスにつながる。
黄色い部分を狙えると、ボールはプレイヤーからどんどん逃げていくので、そんなに速いボールじゃなくても十分ポイントが取れる。
僕は出来れば②のことも考えて、コンチネンタルグリップで体の開きをうまく抑えて、この黄色い部分を狙えるようになって欲しいんだけど、単にこの黄色いスペースを狙うことだけ考えれば、少々厚いグリップでも可能です。
ベースラインを狙わずに、サイドラインを狙う。ちょっとした発想の転換で嫌いなスマッシュが好きになりますよ。僕もパワーはなかったので、この発想でかなりスマッシュの苦手意識がなくなりました。
②はまた来週に!
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