怒るのは疲れるよ~。。。
こんにちは!
最近、このブログに送られてきたメッセージに、
『部活の顧問の先生に怒られて落ち込んでいる』というのがありました。
中学3年生の軟式庭球部の生徒さん。
どんな怒られ方をしたのかはわかりませんけど、
このブログにメッセージまで送ってくるなんてかなりの落ち込み具合でしょうね。
モチベーションを取り戻して、
引退前の最後の大会に集中して練習できるように祈ってます。
このブログを中学生が読んでいること自体にまずびっくりですけど、
おっちゃんの立場から言えることを言っときたいと思います。
相手が大人であれ、子供であれ、
『怒ることはとってもしんどいものだ』ということです。
部下を叱る時、生徒を注意する時、
『怒ってスカッとした~』なんてことはありません。
誰でも怒らずにすむものなら怒りたくないものです。
ものすごくパワーが必要だし、怒った方にも嫌な後味が残ります。
言いすぎたかな。。。とか、
あそこまで怒ることなかったかな。とか、
もっと効果的な怒り方ができたかな。とか、
色々と考えてしまうものです。
怒った先生も、怒られた経験が必ずあります。
その時は落ち込んだはずです。
でもそこから立ち直った経験もあります。
その経験をみんなに伝えたいんです。
よく言われることですけど、
怒られるの反対は怒られないではありません。
反対は相手にされていないということです。
無関心なんです。眼中にないということです。
とっても悲しいことなんです。
無関心でいれば、パワーはいらないですからね。
学校の部活動の顧問の先生なんて大変な仕事はないんですよ。
部活動の顧問がある先生は、
朝から授業して部活動終わるまでずっと働いている。
土曜日も日曜日も休みなく練習に付き合ってくれていませんか?
無関心の反対である、あなたの顧問の先生は素晴らしい先生だと思います。
もちろん人は大人になっても怒られます。
仕事上のことになったら、もうどうしようもないくらいに怒られたりします。
その時に、学生時代に怒られた経験がない人は、とっても不幸なことになります。
ちょっと怒られただけで、会社を辞めようとか思っちゃったりします。
怒られる→立ち直る→自分が成長するという経験がないからです。
そして怒られた経験がないと、自分が怒る立場になった時も、
支離滅裂にキレているだけという状態になっちゃいます。
相手の将来を考えて怒ってないからです。
もう一つ。これからの人生でおいてチームで成果をあげるということが多くなります。
人間は個人ではたいしたことはできません。
その時も怒られた経験というのはとても役に立ちます。
チームで何かをする時は、リーダーを決めます。
あなたがリーダーであってもそうでなくても、
チームの成功の為に合わせて行動することが求められます。
リーダーであれば、当然チームを引っ張っていかなくてはならないし、
そうでない場合、自分を押し殺してリーダーを助けることをしなくてなりません。
怒られるということは、
怒る人の言うことをしっかりと聞いて受け止めなければなりません。
『はぁ?知らんし。。。』では済みませんよね。
自分というものがあり、他者がいる。
その中間点を見つけて行動できなければ、
チームの中で自分を生かすことはできません。
例えば、サッカーでみんなシュートしたいけど、
勝つためにはディフェンスもキーパーも必要。
自分はフォワードをしたいけど、勝つためにはディフェンスにまわってくれと頼まれた。
その時に、フォワードじゃなかったらやらない!
なんてことでは、自分を生かすことはできません。
(かなりシンプルな例です。実際はもと複雑です。笑)
まあ、そんなこんなで、難しいとは思いますけど、
『怒られる』ということがそんなに悲しいことではないことがわかってもらえたかな??
こんな風に偉そうに言ってる僕も、そんなに上手に怒れないし、
怒られるとふてくされたりする。笑。
大人になると、怒られるくらいではすまないこともたくさんあるし、
怒られている間、他事考えて、
顔だけ『すいません。。。』みたいな表情つくってしのぐ術も覚える。笑。
真剣に怒ってくれて、真剣に落ち込めるパワーがあることは素晴らしいことです。
僕のようにのほほんとした毎日を送る術を覚えてしまっては、
もう手に入らない青春であることは間違いない!笑!
頑張って毎日テニスコートに立ってください!!
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