木曜日は本の紹介!


こんにちは!

大嫌いな熱帯夜が増えてきた今日この頃。。。

今年は、夜中汗だくで目覚めたら、すぐにお風呂場に直行して

真水のシャワー!これで乗り切ります!

さて、今日紹介する本はこちら。

巨怪伝〈上〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫)/文藝春秋
¥1,100
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先日紹介したノンフィクションライターの佐野眞一さんの本です。

今現在では渡辺恒夫さんが有名な読売グループ。

その創始者とも言える人のお話。

と、簡単に紹介できるような話ではなく、警察として数々の事件の鎮圧に当たり、

その警察を退職に追いやられた後、読売新聞社を買収し、日本テレビの創始者にまでなる。

そんな戦後の高度経済成長時代が生んだ、化け物じみた人のお話。

これまで、正力さんのことを書いた本は、正力さんをべた褒めする本ばかり。

メディアのボスなんだから、当たり前か。。。

正力さんを否定したり、揶揄する言葉がメディアに載るはずがない。

手放しで正力松太郎のことを褒める本ではなく、

その闇の部分である、

強欲さ、人を利用することの巧みさ、

人の手柄を自分の物にする豪腕ぶりがたっぷり書かれている。

上では、プロ野球創設から、A級戦犯として入獄するまでが書かれている。

あまり書くとネタバレになるので、やめておきます。

とにかく、波瀾万丈という言葉では足りない展開。。。

誰かがこういう役回りをしなければ、高度経済成長は成り立たなかったのだろうか。。。

単なる礼賛本ではなく、その陰の部分をしっかり書いているという点では、

この本との通じるところがあります。

スティーブ・ジョブズ I/講談社
¥1,995
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時代をリードしてきた人には、みんな

とことん賞賛される部分と、

とことん理解されない奇異な部分を持ち合わせているんだろう。

下巻は、原発導入に踏み切っていくところが書かれています。

少しずつ読みます。。。

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