木曜日は本の紹介!


こんにちは!

相変わらず、てきと~にiPhoneで本を買ってしまい、

読まないで積んでおく、いわゆる積ん読が多いんですが、

その中からふと手にとってみると、ものすごい本がありました。

こちら。

貧乏人の経済学 – もういちど貧困問題を根っこから考える/みすず書房
¥3,150
Amazon.co.jp

まず、値段にびっくり。ちと高い。

酔っ払ってピコピコiPhoneで買うとあまり値段を見てなかったりする。

このくらいの値段の本は、まったく理解できないか、

奥が深く希少価値の高い分析があってハマってしまうかどちらか。

題名の貧乏人というのは、国内ではなく世界において。

貧困地域の人達が、どのような考えをもっているのか?

なぜ貧困から脱出できないのか?

ということが書かれています。

ほんの少しのお金で、毎日清潔な水が飲めるのに。。。

ほんの少しのお金で、病気の蔓延が防げるのに。。。

どれだけ、ボランティアや寄付の活動が広まっても、

なかなかうまく機能しない、貧困地域の人達の思考メカニズム。

知り合いの知り合いに(遠いなぁ。。。)貧困地域の子供達に

きちんとした教育を与えたいと奮闘する人がいて、

そんな視点からも興味を持って読みました。

なかなかに難しい、思考メカニズム。

教育の本質は『欲望の延期』であると、ジョン・デューイさんは言っていたけど、

これを浸透させるのは本当に難しいと、読めば読むほどに感じる。

そして読んでいて気がついたのは、

たまたま貧困とは無縁の国に生まれた僕も

同じような思考の罠にはまっているなぁと感じた。

貧困撲滅の最前線で働いている人は、

本当に地道なアプローチを続けている。

はい、寄付しました。

はい、ワクチンを提供しました。

はい、お金を貸しました。

では何も変わらない。。。

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