眼がいい!!


こんにちは!

あの子、眼が良いんちゃうかな?

そう思うことがあります。

計測はしていないのであくまで、

想像でしかないんですけど、

そう思わせるジュニアも大人もいます。

感覚的な言い方しかできないですけど、

普通の人が、ボールの伸びやスピードに思わず力んでしまう瞬間でも

その人は力みません。

ボレーボレーのような早いテンポのラリーでも、

普通の人ならボールをもっとよく見たいと思って

前傾が強くなってくるのに、その人はなりません。

普通の人が、足を細かく動かしてなんとかタイミングを合わせて打つような状況でも、

その人は、一見サボってるように見えるけど、ものすごく伸びのあるボールを打ち返します。

眼の能力が普通の人は、足をサボると返球のボールは伸びが悪くなります。

もちろんここで言うところの眼の良さというのは

保健室で計測できる視力のことではありません。

動体視力、深視力その他もろもろの眼の能力が高いということです。

アメリカには、眼科医とは別にオプトメトリストと呼ばれる、

眼の検査やケアを行う難しい資格を持った職業があるそうです。

どのくらい難しいかというと、4年生大学を出て、大学のオプトメトリー科で4年学んでから、

国家資格と開業資格の2つに合格する必要があるそうです。

アメリカの大学ですから卒業も生半可でないでしょう。

そのようにして資格を得た、オプトメトリストが

眼を鍛える為に行うトレーニングをビジョントレーニングというみたいです。

日本では、トレーナーと呼ばれる身体能力向上専門の職業は

ずいぶん増えたと感じます。

資格も充実しているし、日本中にあるスポーツクラブが受け皿になって

就職先になってくれることによって、その数は年々増えているのでないでしょうか?

しかし今のところ、僕はこのオプトメトリストと呼ばれる人には出会ったことがありません。

イチロー選手やボクシングの薬師寺選手が

ビジョントレーニングを行っていたというのは聞いた事があります。

僕の中では、かなり技術的に頂点を極めた人が

さらなる高みを目指すために行うものという印象しかありませんでした。

でも筋トレでも、コーディネーショントレーニングでも、

浸透するまではそのように思われていたんでしょうね。

確かテニス選手がものすごくトレーニングを導入しだしたのは、

レンドルやナブラチロワから?

科学的トレーニングを導入したのがその2人でしたっけ?

おぼろげな記憶ですいません。。。

テニスなんて反射神経がかなり物を言うスポーツだし、

一瞬で、眼からものすごくたくさんの情報を得て、次に打つコースを決めるスポーツ。

眼のトレーニングもこれからどんどん盛んになるんでしょうね。

現在くらいトレーニング情報があると、

ぱっと見て、身体能力が足りないプレイヤーには

アプローチの仕方が多々あります。

ではぱっとみて、眼の能力が足りないと思ったときには。。。

パワーポジションだけではちょっと物足りない。

実際、低年齢ほど、立体的なボールに対してピントが合いにくいと感じます。

(僕の個人的な考えですので、あしからず。。。)

低いボールどうしだと、パコパコ打ち合えるのに、

どちらかがムーンボールを使うと、途端にミス、もしくはムーンボール合戦に。。。

足を良く動かす大振りのパワーヒッターでも、

実は眼の能力がUPすれば、全然違うプレイをするのではないか、と思ったりします。

おそらく一般ジュニアを問わず、ほとんどのコーチが

プレイヤーを見たとき、眼が良いか?普通か?良くないか?って

感覚的に見抜けていると思います。

しばらく、自分で勉強してみよ。

今から、アメリカの大学なんて入れないからね!笑!

あっ、昔でもむりでしたけど。。。笑!

アメリカでは、テニスクラブにもメンタルケアをする人が常駐していると聞いたことがあるけど、

もしかするとオプトメトリストもいたりするのだろうか。。。

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