スペインテニス賛否両論!頭で考えすぎるより。。。


こんにちは!

今日は一般の方へのレッスンの話。

でもよくあるテニススクールではジュニアも同じかもしれませんが。。。

テニススクールでは、コーチとの練習では、

アドバイスが必ずセットになっています。

『こうすれば、もっと良くなりますよ』的なアドバイスを受けながら、

ボールを打つことによって、練習効果の最大化を図るわけです。

あまりにもこの形に慣れるといつの間にか、

『コーチからの魔法の一言』を待つことがレッスンであるという感じになります。

先日、スクールの休みを利用して、イベントをやりました。

ボール出しばかりで、ろくすっぽアドバイスもせずにひらすら2時間打ち続けるというイベント。

そのほとんどがスペインドリルです。

スクールでは、スクール生の方どうしでのラリーも多く、

イベントの時くらいは、そんな気を使うこともなく打ちまくってもらいたいという気持ちもあり、

『いくつかの練習のコンセプト』だけ最初に言って、

あとはひらすら打つのとボール集めの繰り返しというイベントでした。

このイベントに3日連続で参加してくださった方がいました。

(3日も連続でこんなイベントやったのって?やりました。笑)

その方が最終日の練習を終えて、

『苦手だったフォアハンドが少しわかりました、

こういう風にやるんですね!』

と素振りしながら話しかけてきてくれました。

その素振りが、今までのその方の素振りとどう違うのか、

正直わかりませんでしたが、

『違いはわからないですけど、笑、その感じたことが大切なんですよ!笑!』

と、正直に言いました。

テニススクールには、

『上達までの過程を与えられた時間内にコンパクトにまとめる必要』があるような空気が存在します。

でもその空気にコーチが飲み込まれてはいけないのかぁ?とも思います。

無言でひたすら打ち続けることで、

『学びの機能』が目覚めることがあります。

スペインでの1日6時間の打ちまくり、走りまくりの毎日は、

まさにこの『学びの機能』を目覚めさせ、

さらなる練習効果の最大化につながる経験です。

笑顔で優しく気の利いたレッスンは、若手のイケメン達に任せるとして、

おいらは、無愛想で笑顔なく、黙々とつまらんレッスンしようかと思います。笑。

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