スペインテニス賛否両論!ネットの上を通過する位置
こんにちは!
ストロークがネットの上を通過する高さって、
高い方が良いに決まってます。
ネットするリスクが低いからです。
でもこれってプレイヤーはなかなか理解してくれません。
低くて速いボールの方が効果的に感じるからです。
もちろん、低くて速いボールが
すべて相手コートのコーナーに突き刺さるのなら問題はないです。
でもそんなわけにはいかない。。。
実は僕も26歳まではあまり、
そんなボールの軌道のことは考えていませんでした。
きっかけというか、今の僕のイメージはバルセロナで作られたものでしょう。
とにかく、ボールがネットの上を通過する位置が高い。
そして指導もそのように行われている。
かといって、そのボールにプレッシャーがないかというと、
回転量と確率の高さでとてつもないプレッシャーがある。
低くて速いボールは、試合をしていても合わせやすいし、
カウンターも入れやすい。
ネットの2倍くらい上を通過してくるボールは、女子のボールであっても、
高く跳ねるから、ライジングも合わせにくいし、面を合わせるだけでは回転にはじかれる。
そして確率高く、何球でも打ち込んでくるしで、もう大変です。
当時18歳だったモナコ選手もスペインドリルなんて、僕のスマッシュくらいのスピードで、
もの凄い回転量のストロークを、そのパワーとスピードが落ちることなく80球くらい
打ち続けていました。。。
なのでコーチとボレー対ストロークやるときも、
ちょっと後ろに下がって立っているコーチの
おへそよりは上に打たないといけません。
足下に落ちるようなボールでは、戦えない。。。
実際、バルセロナのコーチは、足下にボールが行くとよくスルーされました。
おへそよりも上に打って、なおかつ、アウトしないボールが求められます。
それができた上で、なおかつ、低い弾道のボールも打てるというのが
理想なんだろうなぁ。。。
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