国際大会。
こんにちは!
金曜日のブログでも書いたけど、
『最近のジュニア(主に14歳以下、12歳以下)ってうまいよね!』っていう人が多い。
確かにみんな型がしっかりしているし、テクニックもある。
今40歳くらいで日本で30位くらいにいた先輩も
『俺たちの頃、あんなにうまいジュニアいなかったよ!』
って驚いていた。
テニスは個人競技なので、世界レベルでお金を稼ぐのは、とても困難だけど、
そこに行って初めて将来が変わる。
スペインの留学先では、みんなそのような意識で練習していた。
なので僕のように26歳という年齢で来ている(しかも世界ランキングなんてないし、
レベル的にほど遠い)選手なんて、『何しにきてるの?』って感じである。
スペインでは、20歳くらいで世界ランキング800位くらいなら、
普通に引退していた。日本人ならそこそこの存在だ。
あの時、故藤田氏のおかげで、たくさんの日本人がバルセロナに留学していた。
増田健太郎さんをはじめとする、国内ランキングのトップクラスの選手や
僕のようにテニスコーチをやりながら国内大会にチャレンジしていた者も数人いた。
みんな高校生の時のマレーやモナコと日々コートで同じ時間を過ごしていたので、
今、彼らを見る時に、他の日本人とは少し違った眼で見ているだろう。
でも世界の舞台で結果を出すヒントや答えは、そこにあったはずだと思っている。
今、添田選手や伊藤選手が台頭してきている影には、
ナショナルのコーチになった増田健太郎さんの影響がものすごくあると思っている。
うまくは表現できないけど、あのバルセロナの空間にいると、
地球儀の上にぽつんと立っている自分が想像できた。
クラブが世界ランキングしか評価しないクラブだったからかな。
今のジュニアはうまい。
だからこそ、世界に視野を向けてほしい。
日本で行われるITFの大会もあるし、
世界では予選をカットなしで入れる大会もたくさんある。
地区大会の予選や本戦で、
『誰々は予選突破したのに私は負けた』とか
『誰々は、関西ジュニアにいくのに。。。』とか
そんな話はあまり聞きたくない。
伸びるものも伸びなくなってしまう。。。。
僕のように26歳で世界を感じても遅すぎる。
20歳でも遅いだろうなー。。。
でも、チャレンジすればそれでいいか?っていうと
それではただの旅行になってしまう。。。
まずは、ITFの大会の情報をもっと身近に感じることかな。。。
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