お子様のテニス育成にはクレーコートがおすすめな理由!Part20!ポジション取りを学べるのが良い!!
コート上のポジション取りを学べるのが良い!
テニスコートのベースライン付近は、大きく分けて3つのエリアに分けることができます。
①ディフェンスエリア=守る
②ニュートラルエリア=中立
③アタックエリア=攻める
各エリアの役割は上記の通りです。完全にこの通りにしないといけないというわけではないですが、特に試合に出始めのジュニアは、ディフェンスエリアからでも強引に決めに行ったり、チャンスボールでもアタックエリアに入れずに後ろで待ってしまったりします。多くのジュニアは速いサーフェイスで練習すると、ニュートラルエリアのみでプレイしてしまいます。ですがクレーコートは球足が遅くボールが弾むので、特にディフェンスエリアに下がらされるシーンが多くなります。またチャンスボールもアタックエリアに入っていかないと決まらないので、前への動きも身につきます。
下がらないと下がれないの違い
テニスは年々進化していきます。コートの後ろに下がってしまっては守勢に回ってしまうので、大会のレベルが上がると、下がらずにベースラインにへばりついてプレイすることが求められるようになっています。ですが『下がらない』と『下がれない』は違います。錦織選手も下がる必要があると感じた時は、しっかりと下がって相手の攻撃を受けます。低年齢の時にこの3つのエリアへの動きを学んでおくと良いと思います。
※2012年9月16日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月10日に再度公開しました。
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