大きな絵
こんにちは!
スペインでは、国際大会が国内でたくさん行われています。
なんかややこしい言い方ですね。笑。
世界ランキングを獲得できる大会が国内でたくさん行われている
という意味です。
ヨーロッパは陸続きだから、国境関係なく遠征しやすいと
考えられがちですが、(実際にそうだと思いますけど。。。)
それだけでなく、スペイン国内に国際大会を持ち込むともっと楽ですよね。
指導者も国外遠征となれば、全員がいけるわけないですが、
国内だとかなりの指導者が引率でついていける。
それだけ、世界レベルを肌で感じて、指導に落とし込めるでしょう。
スペインってそういう『大きな絵を描くこと』がとてもうまいと感じます。
僕が留学していたバルセロナは、観光産業で大成功した街です。
これは偶然ではなく、そのようなプロジェクトが組まれ、
作戦通りに遂行されています。
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また、サッカーチームのFCバルセロナも、下部組織を重要視することで大成功しました。
幼少の頃から、才能のある選手をスカウトしてバルセロナのサッカースタイルを叩き込む。
良い選手を買うコストよりも、自分達で育てる方がコストがかからないと判断して、
その通り作戦遂行して、大成功しています。
- FCバルセロナの人材育成術/アチーブメント出版
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そして最近、急成長して取り上げられることになった
サンセバスチャンという街もスペインの街。
- 人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡(祥伝社新書…/祥伝社
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新鮮な食材が取れることを利用して、
『食の街』として日本でも取り上げられるようになりました。
3つ星の超高級レストランから街のバール(カフェみたいなもん)まで、
とても美味しい料理が味わえる美食の街として売り出し、
観光客でごった返しているようです。
街の料理人通しでレシピをシェアして研究したり、
3つ星レストランのシェフもそのレシピを公開して、
それを見たバールの料理が良くなればいいという考え。
そして街自体が『食の街』として有名になってみんなで稼ごうって
『大きな絵を描いている』。。。
話しを戻すと日本ってテニスの大会が多いようで少ない。
そして3セットマッチの大会なんて皆無に等しい。
4ゲームのノーアドなんてものもあるくらい。
これから人口減って、テニスコートが余ってくれば
大会も増えていくかな。
テニスクラブが潰れて、余計減ったりして。。。
週末の度に3セットマッチできたらね。。。
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