月曜日は本の紹介!
こんにちは!
錦織選手、フェレールに負けちゃいました、残念。
でもなんで錦織選手は、あんなに簡単にストレートに打てるんだろ?
フェデラーがその最たる例ですけど、
上手い人がテニスしている所を見ると本当に簡単そうですよね。笑!
さて今日はこちらから。
下流の宴 (文春文庫)/文藝春秋
¥790
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小説です。自らを中流、でも上流に限りなく近い、中流家庭と信じる母。
その息子が、フリーターになり、またフリーターどうしで結婚すると言い出し、
題名の通り、下流になっちゃうじゃん、どうしよう。。。ってお話。
必死になって我が子を大学進学させようとする、
母親の口説き方の描写が最高です。
ある種、『おかんあるある』とでも言えそうなフレーズがたくさんでてきます。
当たり前のように努力し、当たり前のように我慢すれば、
中流にしがみつくことができる日本。
でも子供は一度そのレールから外れると、
なかなか戻ってこないもんです。。。
続いて。
小さく賭けろ!―世界を変えた人と組織の成功の秘密/日経BP社
¥1,680
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何事も小さなことの積み重ね。
特に、ジョブズ率いるピクサーの映画作りの章が良かった。
誰かがテレビで、『プロジェクトX症候群』と言っていたけど、
何かと大きな賭けをして、
それに打ち勝ちビッグな結果を得るということを
イメージしすぎて、結局、
なんにもチャレンジできないということになりがちだそうだ。
そんなことよりも、小さな賭けを日々行い、
小さな改善を日々行い続けることの方が、
毎日のチャレンジ内容は明確になり、
それによって、小さな成功と失敗があり、
物事は良い方向に進んでいく。
小さな賭けをできない人は、大きな賭けをする勇気もでず、
日々漫然を過ごしてしまうっちゅうことやな。
女子のキャリア: 〈男社会〉のしくみ、教えます (ちくまプリマー新書)/筑摩書房
¥882
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男社会で女性が働くということを、
海老原さんらしく、数字のデータを収集して分析した本。
女性の社会進出は当たり前で、男女平等とは言われていても、
その仕組みはまだまだ男に有利にできている。
僕自身の肌感覚では、日本はこの分野では
世界でも進んでいる部類には入らないと思っている。
職場内の空気が女性に冷たいのか?というとそうでもなく、
男性社員は、女性に結構気を使っているんじゃないかな?
(まあ、それもセンスの問題もあるけど。。。)
それよりも足かせになっているのが、仕事の内容が、
基本的に仕事のスキルを上げるというスタンスをとらずに、
どうやって会社の中で機能できるか?ということを重視していること。
会社に長くいるには、安心の仕組みかもしれなけれど、
人生との兼ね合いを考えるとしんどい仕組みでもある。
よくも悪くも、男性の正社員という存在が、
安定も窮屈さも作り出しているのかもしれない。。。
うちの母親も今年で定年。
尊敬にしか値しない、働きっぷりでした。
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