いきなり角度をつけない。。。
こんにちは!
昨日の記事で紹介した伊達さんの試合。
女子テニスのディレクションチェンジ
その中でお手本のようなポイントがあったので紹介します。
下の画像の最初のポイント2つがそれ。(再生は途中から始まります、5分35秒から)
2ポイントともに共通したバックハンドのストレートの使い方をしています。
下の図のようなポジションからバックのストレートを打ちますが、
青いラインには打たずに、
コートの少し内側である赤いラインに打っています。
相手は手足も長く、パワーのあるペトロワなので、
もしいきなり青いラインに打つと、下の写真の黄色いラインのように
鋭いカウンターが来る恐れがあります。
。
なのであえて、少し内側に打ち、
返球に角度がつきにくくしています。
下の図のような感じです
そこからじわじわと角度つけて
ディレクションチェンジをし、
相手を追い込んでいきます。
1ポイント目は最後はあいての逆をついて、
2ポイント目はオープンコートへエースをとります。
2ポイントは、下の図のように5球の配球がきれいに
徐々に角度が付いていく感じで打ち込まれます。
ディレクションチェンジの技術や
コントロール力があってなせる技ではありますが、
がむしゃらにコースを変えて、その結果自分が走らされる羽目になると
フィジカル的に劣る日本人は時として苦しくなります。
このような配球から学ぶことは多いと思います。
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