ドロップショットの使用方法。
こんにちは!
テニスは相手に気持ちよくプレイさせないことがとても大切。
『あいつ打ってこ~へんねん!つないでばっかり!!』
って怒っても、気持ちよくプレイできていないのは自分の方。
それを負けの言い訳にしては進歩はない。。。
(低年齢からロブでつなぐことしか作戦がないのは良くないと思いますけど)
今日は、昨年末から急上昇のジャノビッチ選手が
パリでマレー相手に取った作戦の紹介。
少し長い映像ですがご覧ください。
ジャノビッチの武器は、高い身長を生かした弾丸サーブ。
(231キロとか出てます。。。)
でもそれだけでは、マレーに勝つことができない。
そこで遂行した作戦が、ドロップショット作戦。
マレーはラリーを続けながら、
自分のペースを作っていくタイプの選手。
そのマレーが自分のペースを作りにくいように、
(気持ちよくプレイできないように)
とにかくラリーの序盤やリターンでドロップショットを多用します。
注目すべき点は、そのドロップショットが決まったり、
決まらずに逆にチャンスボールになったりしている点です。
ジャノビッチ選手は自分がほしいポイントで
ドロップショットを使っているのではなく、
試合全体を通して、マレー選手のリズムを崩すために
ドロップショットを多用しています。
相手プレイヤーの好きな、落ち着く展開に持っていかないようにすることは
テニスにおいてとても重要なことです。
日本には、クレーコートが少なく、
タイミング良くドロップショットを使うシーンは、
クレーコートだらけのヨーロッパと比べると
ほとんど見られません。
でもこのマレー対ジャノビッチは、インドアコートです。
ドロップショットは、使い方次第です。
このようなタッチショットは、幼少の頃から、
しっかりと身につけておく必要がありますね!
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。