相手がネットに出てきたら。。。


こんにちは!
昨日のドロップショットに続き、
今日もスライス系ショットの使い方。
相手がネットに出てきたら、
とにかく空いている狭い場所を狙って思いっきり打つ!!!
という作戦を使うジュニアが多い。
相手にボレーをさせることはとても重要なこと。
僕も高校生の時は、レンドルの真似をして
ベースラインの3メートル後ろからでもパスは抜けるんだ、
と意気込んでいたので偉そうなことは言えないけど。。。笑。
今日の映像は、鈴木貴男選手がフェデラーと対戦した時のもの。
(映像は19分20秒から始まります)
最初のポイントは、ネットに来たフェデラーに対して、
スライスでストレートに打って、フェデラーの返球をストレートに抜きます。
サービスエースを挟んで。
次は、サーブ&ボレーに来たフェデラーに対して、
フォアのスライスのリターンでペースを崩し、
次はバックのスライスロブで、
処理が難しいバックのハイボレーをついてミスを誘います。

以前紹介した伊達さんとビーナスのラリーでも
わざと相手の力が入りにくいハイバックボレーを狙って
ポイントにつなげる場面がありました。
過去記事。
スライスはつなぐだけではない。。。ネットにおびきだす。。。
上の過去記事での伊達さんのポイントにあります。
相手がネットに来たときに、
一発で狭いコースにパッシングショットを決めることは重要なことですが、
それだけがポイントを取るたった一つの方法ではありません。
相手の頭の中に、鋭いパッシングショット以外の選択肢を植え付けられれば、
逆にきれいにパスが抜けるための布石になります。
フェデラー相手にでも通じるこのパターン。
僕のスペイン留学時代に、スペインのコーチが
『彼のボレーの技術は世界の5本の指に入る』といわしめた
鈴木貴男選手の技術から学ぶことはとても多いと思います。

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