日本人。。。


こんにちは!
サイパンITFにて、本当に久しぶりに日本人が

日本人以外のプレイヤーと戦っている所を見ました。

僕自身が日本人であり、海外でのテニス経験があることもあって、

とても興味深く試合を見ていました。
まず『武器がないわりに良く戦えるといった印象。』を最初に受けました。

が、よく見るとまわりの外人もみんなそんな感じ。

武器があるなと感じたのは男女一人ずつでした。
次に感じたのは『最後まで真面目にコツコツできるな』という印象。

でもこれもまわりを見てもみんな同じ感じ。
先入観とは怖いもの。せっかく海外まで来ているのに、

日本人のテニスはこんな感じだろうという先入観でテニスを見てしまう自分がいます。
新ためて見直すと、やはり球質には特徴があると感じました。

ボールが潰れるほど強く打ち、スローハードのコートで

相手の頭上まで跳ね上がるようなボールはありませんが、

空中で独特のスピードを保っているように感じました。

簡単に言葉にすると、『軽そうではあるけれどスピードがある』といった感じでしょうか。
それはフラットでもスピンでも、

また跳ね上がるようなボールを打った時も同様です。
ボールを重くすることはとても重要でなことですけど、

日本人には日本人なりの『重さ』の作り出し方があるように感じました。
これまた簡単に言葉にすると、

『相手に重いボールだと感じさせることができればいい』ということ。
仮に僕が外人のコーチだったとして、

どのような日本人のボールが力がある外人プレイヤーにとってやっかいかを考えればいい。
やっぱり日本人同志の対決では見えないことが見えてきます。

日本人のテニスを知るうえで、とても良い機会でした。

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