戦術練習。


こんにちは!

8月にスペインにU12のヨーロッパツアーを見に行きます。

アリカンテにいるエスパルシアさんにも会えるかな?

会えるわけないか。。。

さて今日は、普段の練習で頭をかかえてることに関して

面白いブログ記事を見つけたので紹介します。

相手を騙すことをトレーニングしてますか?

サッカーのコーチの村松さんのブログです。

あのFCバルセロナで育成コーチ経験がある有名なコーチです。

テニスにおいて、PLAY+STAYを使ってゲームベースの指導をしたからといって、

全員が創造性のあるゲームを、さくさくとできるようになるわけではありません。

かといってショートクロスやドロップショット、ロブなと教えても、

それをうまく使ってゲームができるかどうかというとまた別の問題。

結局、相手コートになんとなく返球することが上手な選手が、

ポイントをすると勝ってしまったりします。。。

村松さんのブログはサッカーの練習についてですが、

テニスに共通することがたくさんあります。

以下の青い字は、村松さんのブログからの抜粋です。


相手選手に簡単にインターセプトされてしまうような

バレバレのパスを頻繁にしてしまうのは、

必ずしもテクニックのレベルが低いからではなく、

必ずしも状況判断能力が劣っているからでもなく、

必ずしも相手が見えていないからでもないのではないでしょうか。


テニスも同じだと感じます。

単調な打ち合いになってしまうのは、

ショートクロスやドロップショットなど、テクニックがないわけではなく、

今、攻められているのか?攻めているのか?という状況判断が劣っているのではなく、

相手が下がっているのか?前にいるのか?見えていないからではないのではないでしょうか?

テクニックもある程度ある。状況判断能力もある程度ある。

インターセプトを狙っている相手選手のことも実は見えている。


しかし、「サッカーとは相手との駆け引きを楽しむスポーツ」だとか

「サッカーは相手との騙し合い」という部分をしっかりと理解していないから

「相手選手に簡単にインターセプトされてしまうような

バレバレのパスを頻繁にしてしまう」のではないでしょうか。


球技は、相手との騙し合いの要素が強い。

その部分を当たり前のように、まるで生まれた時から知っているようにプレイできるスペイン人と、

打ち方や速くて低いボールのみで決めることばかりを考えているように見える日本人とでは、

決定的に差があると感じます。


スペインなどの優秀なコーチに指導法や意見を聞くことはとてもためになりますが、

結局は、スペイン人がスペイン人を始めとする欧米人(くくりが広いですが。。。)を

指導する時の話です。


スペイン人が日本人を指導した話ではないことを理解しないといけません。


村松さんのようにスペインを知っていて、

そこで学んできたことを日本で日本人に伝えようとしている人の意見は

とても参考になるし、腹にストンと落ちます。

ヨーロッパのU12・U14・U16のツアーを見る前に、

この村松さんの記事に出会えたのはラッキーでした。

向こうの指導者と話をするのに、

良い質問ができると思います。


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