真面目さ = 楽しさ


こんにちは!
レッスン中は、できるだけ怒りたくないですし、
口やかましくガミガミと言いたくありません。
テニスは楽しいものであって、
上達はその楽しさと平行して目指して行くものだと考えています。
真面目さと楽しさは、対極にあるものではなく、
同じところにあります。楽しいから真面目にやるし、
真面目に取り組むからこそ、楽しさが倍増します。
ただ、真面目さの対極に位置する楽しさに対しては
注意が必要だと思っています。
ただ意味なくちゃける行為には、注意してしまいます。
真面目さ=楽しさ  はOKですが、
真面目←→楽しさ  は違うと思います。
スポーツとしてのテニスを伝えていくのが仕事ですから、
そのあたりに対するアンテナも鍛えておかなければと思っています。
まだ序盤しか読めていませんが、
この本には興味深いことがたくさん書かれています。
日本的スポーツ環境批判/大修館書店

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エスカレートするサービスと題して次のような内容がありました。
以下に引用します。
<サービス>に慣れた子どもたちが、
<ゲスト>的な思考や行動を常態化することは目に見えており、
そこで進行するのは低いレベルにおける「楽しさの等質化」である。
後述することでもあるが、スポーツにおける「楽しさの質」は
それぞれのスポーツに関する知識や技術、
経験の多様性や課題追求の意欲などによって決まり、
このレベルが低ければ「楽しさの質」も低い。

特に僕が働いているような民間クラブでは、
気をつけておけなければならない点だと思います。
常々から、ジュニアは選手として接していくことを心がけ、
決してお客様としては接しないように注意しています。
そして楽しさの質についても書かれています。
スポーツを「する」楽しさは
勝者になることだけから得られるもではなく、
(中略) したがって勝利が得られなくても
目的を達成できればそれで十分に満足できるし、
その喜びを人に知られなくてもよいのである。

最後にある、『人に知られなくてもよいのでる』というところが
かなり大切な気がします。
その人間的な強さを身につけていることが、
スポーツの楽しさを味わうためには必要であり、
そうすれば、テニスのゲーム性の部分が理解できるので、
結果もついてくるのではないかと思います。
以前の記事にも書きましたが、
『体育』としてのテニスではなく、
『スポーツ』としてのテニスを伝えることが僕の目標です。
まだ漠然としたイメージしか持てていませんが、
この本はかなり僕の中の漠然としたイメージをクリアにしてくれそうです。
P.S. GWですが、江坂TCではジュニアのイベントを開催予定です。
まだ確定ではないですが、4月29日と5月5日の9時から17時で一日練習会。
4月29日の13時から16時はレッドボールを使っての練習とマッチ練習会を行う予定です。
江坂スクール生以外も参加できますので、また詳細決まり次第、
こちらのブログと江坂TCジュニアアカデミーのFacebookページにて発表します。
もうしばらくお待ちくださいね。
江坂のメンバーは、30日から4日までトーナメントキッズ17時~19時、
トーナメントジュニア17時~20時での練習も行いますので
詳細発表までもうしばらくお待ち下さい。
そして5月4日の日曜日の夜は、初めての中学生トーナメントを開催します!こちらも詳細は近日発表します!

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