2013スペインテニスヨーロッパ視察で学んだことPart1!クレーコートのセルフジャッジ!
クレーコートの試合ならではのシーンをご紹介
クレーコートはボールがバウンドする跡がつきます。セルフジャッジで『アウト!』とコールされてもそのバウンドのマークを確認に行くことができ、マークがラインにかかっていれば、判定を『イン』に変えることができます。なので以下の6枚の写真のように、そのマークをめぐって揉めます。
『こっちのマークでしょ!』
『いやこっちのマークでした!』
みたいなやりとりが、試合中に起こります。
そして2人だけでは、収まりがつかないとレフリーが来て判断します。
第1ゲームの15ー15でも平気で揉めます。立ち上がりが大切だとわかっているのです。
基本的に揉め出すとどちらも絶対に引きません。
ダブルスでも同様です。
この最後の下の写真などは、6-1 4-0のシーンです。負けている方が、相手のジャッジに対して文句を言ってます。まだまだ諦めていないのです。レフリーを呼んで10分ほど中断して、ポイントのやり直しになりました。
そしてその後、その負けていた選手は、4-3まで挽回します。見事に流れを変えました。結局6-3で負けますけど。。。先に第1ゲームから揉めていた例を出しましたが、とにかく低年齢でも勝利に対する執念が、このボールのマークの確認に現れます。中には、相手のジャッジにクレームをつけすぎて、自分のコーチから怒られているジュニアもいました。
『相手を信じないとセルフジャッジは成り立たない!』
『相手がアウトって言ったら、アウトだ!!』
と怒られていました。その辺りは世界中同じですね。。。でも10面進行でレフリーはたった1人で駆けずり回ってました。
※2013年9月2日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
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