2013スペインテニスヨーロッパ視察で学んだことPart14!U12男子決勝!バックハンドへのスピンサーブから回り込みフォア
バックハンドへのスピンサーブから回り込みフォアへつなげる戦術
セカンドサーブの展開。バックに跳ねるスピンサーブを打ち、その返球を回り込んでフォアで打ちます。
画面手前のNicolas選手のリターンの位置を見てもセカンドサーブがかなりキックしているのがよくわかります。ものすごく後ろに下がらされています。そして次のフォアの逆クロスを返球する時は、画面から消えてしまうほど、コートの外に追い出されています。先日まで紹介していた女子の選手達もかなりキックするセカンドサーブを使っていましたが、男子はU12とはいえ、さらにキックするセカンドサーブを使っています。球足の遅いクレーコート主体がヨーロッパでは、セカンドサーブはとても重要なショットになります。みんなストロークが強いですから、フォアで打たれるとその時点で不利な状況からポイントをスタートすることになります。この動画のような展開を当たり前にしておかないとサービスキープがかなり難しくなります。
※2013年9月19日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
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