2013スペインテニスヨーロッパ視察で学んだことPart19!U12セカンドサーブ集!
セカンドサーブ!
もう一つショットで注目したいのが、セカンドサーブ。今日の動画はU12の男女決勝の4人のセカンドサーブを集めて見ました。バウンド後の弾み具合、レシーバーの打点の高さ、レシーバーが打たされているポジションを確認しながらご覧下さい。
最初はレフティーRADOVCIC選手のサーブ。リターンのMAYOROVA選手は肩よりも高い打点で打たされています。当然力が入らず、ボールが浅くなり次のフォアでエースを取られます。
次はMAYOROVA選手のセカンドサーブ。ちょっとわかりにくいですが、ネットの上を通過する時の軌道の高さに注目です。
リターンも肩より上の高さになります。
次は男子。Luis選手のセカンドサーブ。こちらも写真ではわかりにくいですが、ネットの上を通過する高さがかなり高いです。
Nicolas選手のターンの位置はかなり後ろに、しかも力が入りにくい、バックハンドの高い場所に跳ねています。
最後に、Nicolas選手のセカンド。Luis選手は画面からはみ出るくらい後方まで下げられています。
正直な感想として、ファーストサーブに関してはそこまで高いクォリティは感じませんでした。クレーコートが多いので、サーブの威力は吸収されてしまい速いだけのサーブではポイントが取れないので、みんなそこまで磨きをかけないのでしょう。でもストローク力が高いので、甘いセカンドサーブは餌食にされます。そこで相手に攻撃されないようなセカンドサーブに磨きがかかっています。入れるだけのセカンドサーブでは、戦えないということです。
※2013年9月25日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。