2013スペインテニスヨーロッパ視察で学んだことPart23!U12男子決勝!相手のポジションを見て攻める。
相手のポジションを見て攻める。
今日も男子決勝から紹介。画面手前のLuis選手がポイントの最初から守り重視で、ポジションを後ろにしています。それを見てNicolas選手は、単発で決めにいかずに左右に崩し、最後はアングルボレーでフィニッシュします。
こんなにベースライン後方からポイントを始めるLuis選手。
後方で降られても、しっかり返球してNicolas選手が焦って攻めるようなシチュエーションを作ります。
外に大きく追い出されても、しっかり返球します。
ですが最後はアングルボレーでフィニッシュされてしまいます。後方で横に動いて守るLuis選手の動きを見て、アングルにフィニッシュするアイディアとテクニックを持っています。
あわてて長いボールばかり打って、焦ってミスしてしまったら、Luis選手の思う壺です。慎重にポイントをフィニッシュできるのは重要なことです。Nicolas選手は、少しづつ攻めることが上手いです。下の動画でも、最初は相手の良いサーブでポジションを下げられてスタートしますが、徐々にポジションを上げてポイントにつなげています。
リターン後はこの位置
次のショットで少し前へ
コートの中へ入って攻撃
良い攻撃のボールが打てたので、そのままコートの中で待っています。
わかっちゃいるけど、ついついコートのどこからでもバカスカと打ってしまうもの。日頃からこのような動きを意識したいところです。
※2013年10月1日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。