2013スペインテニスヨーロッパ視察で学んだことPart38!サンチェス・カサルテニスアカデミーの施設が素晴らしい!
サンチェス・カサルテニスアカデミーの施設が素晴らしい!
今日は、最近紹介しているETAトーナメントU14・U16の会場であり、僕が26歳の時、1年3ヶ月にわたって留学していたサンチェス・カサルアカデミーを紹介します。以前に紹介したグラナダETAが行われた会場とは全く違う、バルセロナでも最大級のクラブです。
グラナダETAの会場 スポーツに慣れ親しみ、自然にうまくなれる環境
奥に見えるのがクラブハウスです。1Fにレストラン・更衣室、2F・3Fは事務所があります。
アンツーカーコートが13面あります。写真でわかるように一つ一つのコートが区切られています。たくさん球出し練習をしても、隣のコートにボールがいくことはありません。
そしてハードコートが8面。
今回の滞在中は、アンツーカーコートを大会で使用していたので、アカデミーの練習はハードコートで行っていました。僕の留学時は、ボロボロのバケツにボールを山盛りにしてドリルを行っていましたが、ちゃんとしたボールカゴになってました。背中は、アカデミーの名前にもなっているカサルコーチ。元ダブルス世界№1。今でもオンコートで熱心に指導しています。
そして世界1位を4人輩出したアンヘル・ヒメネスコーチ。世界1位の選手から留学中の僕のようなプレイヤーにも、変わらぬ情熱で指導してくれます。
クラブハウスの前には、グラナダのクラブ同様に卓球台が設置されていました。子供達は、卓球をしたり、テニスボールを手で打ったりして遊んでいました。遊びの中で、小技を習得できそうです。
僕の留学中には、古い機材ばっかりで、夏は大量のハエに悩まされていたトレーニングルームは、最新設備&ハエがいない施設になっていました。もちろんトレーナーも常時数名います。
PLAY+STAY用のレッドクレーです。これはかなり良いですね!ここでキッズ達がプレイできるのはうらやましいです。専用コートをアンツーカーで作るって、どんだけ土地あんねん!って感じですね。
アンツーカーコートは、常駐のコートキーパーの管理のもと、いつも最高のコンディションに保たれています。かっちかちのクレーではなく、ふかふかしていて、スライディングするととても気持ち良く、ボールのバウンドはこれぞクレーといった感じで弾んできます。
ここには世界中からプレイヤーが集まります。もちろんバルセロナには、他にもテニスクラブはたくさんあります。ここは一番有名で窓口のような役割でしょうか。アメリカでいうIMGのような感じです。風の噂では、酷評もされていましたが、実際に行ってみるととても良い環境でした。この良い環境をどのように使うか、何を得られるかは個人個人の努力次第でしょう。単なる思い出作りには、もったいなすぎるほど、テニスのすべてが詰まっているクラブです。
※2013年10月27日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
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