違い。。。
こんにちは!
今日のトーナメントジュニアの練習は、
海外からのビジタープレイヤーが参加しました。
まだテニスを始めて3年の14歳の女の子。
日本人と中国人のハーフで、
普段はロサンゼルスで練習しているそうです。
まだ荒削りですが、いかにも日本人っぽくない
そのテニススタイルと他の日本人を比べて見て、
日本人独特のテニスのキャラクターを再確認できました。
打ち方はまだまだまとまっていませんが、
試合中に何がしたいのか、なんとなく伝わってきます。
彼女の練習マッチでの一コマで、
クロス・クロスの展開から、ストレートに打てば良かったのに
もう一度クロスに打ってしまい、ミスしてしまったシーンが
ありました。
ストレートを指差して、『あっちに打つべきだった~』
と言わんばかりのリアクションをしていました。
対して、バコラー江坂勢は、
ちょっと外に追い出されると闇雲にストレートへズドン!
ボールはシュート回転でサイドアウト!みたいなシーンをよく見ます。
似たようなシーンですが、テニスをゲームとしてとらえて、
ポイントを取る絵が描けている、または描こうとしているプレイヤーと
来たボールを『良い打ち方で打とう』と考えているプレイヤーとの差とも言えるでしょう。
彼女は、まだまだ経験が浅いので、
なんのメッセージもないボールが来ると、
どのように対処していいのかわからずにミスしてしまいます。
普段、アメリカでは、お互いに意味があるショット同士で
練習しているのでしょう。『返すだけ』にはまだうまく対処できません。
ミス連発でイライラしてしまいます。
おそらく『負けている感』がないのでしょう。
僕は、日本人のそういうところが100%悪いとは思いません。
ただ確かに、そこに違いがあることは事実だと感じます。
そしてそれは、埋める必要がある違いだと思っています。
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