2013チャレンジ サンチェス・カサルテニスアカデミー!遠征日記!2日目!『間』を作るのがうまいヨーロッパの選手達!
2日目はアンヘルコーチの個人レッスンからスタート!
昨日の午後の練習では、男子小学生二人は、さっそくアンヘル・ヒメネスコーチ(世界ランク1位を四人も輩出したコーチ。僕も留学時代はかなり指導してもらいました。)の個人レッスンを二人で一時間半。ヘロヘロになっていました。シンプルな反復練習の繰り返し。そして現地の小学生とマッチ練習。大阪ではU11トップクラスでもこちらの9歳に接戦で敗北。敗戦後に『ボールがめちゃ重かった。。。』とポツリ。アンヘルコーチのレッスンの後だったので、アンヘルコーチのアドバイス通りに基本的なことをしっかり練習し続ければ、ボールは重たくなっていくことをレクチャーしました。シンプルすぎる練習ですが、長い年月をかけてやりきることで世界と戦える基本が身につきます。
『間』を作るのがうまいヨーロッパの選手
こちらの選手はやはり『間』を作ることが上手いです。今回一緒に来ているU11の男子小学生は、日本ではスピンの量も多く、うまく『間』が作れる方ですが、相手の方がより上手かったです。相手の方が当たりの厚いスピンが打てる証拠です。その違いを体感して、自分もそうなる為にはどうすればいいのかを考えてもらいました。中2の女子選手も、12歳の男子に5-7で負け。彼女に勝てる12歳男子は日本にはそれほどいないでしょうから、やはり世界は広いです。こちらもしっかりと『間』を作られ、慌てて攻撃させられていました。攻撃は通用するのですがエラーの数で負けてしまった感じです。アンヘルにお願いしたところ、彼女は明日からはさらに上のチームで練習させてもらえることになりました。やはり海外では交渉は不可欠です。できるだけ相手の気分を害さないようにお願いする。これは日本人には得意分野じゃないかな。その分、不甲斐ないプレイでは話にならないので、練習後クレーコートで1時間しっかり打ち込みました。
※2013年12月3日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月18日に再度公開しました。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。