2013版サンチェス・カサルテニスアカデミーの練習徹底検証!!Part5!ラリー練習ではドリルでの硬い動きをなめらかにしていくところが良い!(後編)
ラリー練習ではドリルでの硬い動きをなめらかにしていくところが良い!の続き
ラリー練習ではドリルでの硬い動きをなめらかにしていくところが良い!(前編)
スパニッシュの基本の手出しがどのようにラリーに反映されているのかを詳しく説明します。まずは、金曜日の動画から2つのショットを抜き出した下の動画をご覧下さい。
1球目のスタンスの時。
手出し練習のこのシーンの身体の使い方が大きく反映されます。このシーンでの、身体の使い方からしなやかな(個人差ありますが)リストワークでボールをはじき飛ばすまでの一連の動きです。
そしてこの2球目の時。
このシーンが反映されます。
これらを交互にひたすら行うのが下の動画のドリルです。徹底的に身体に覚えさせます。コントロールよく、パワーがあるボールをひたすら打つのです。
ボレー返しの練習は、簡単なようで難しいです。下の動画はコントロールミスをしたシーンです。ボールはコーチのおへそより上で、コーチが立っている場所にコントロールしなければいけません。選手目線で見ると、かなり的は小さいです。
以前紹介した動きと比較してみます。
2013版サンチェス・カサルテニスアカデミーの練習徹底検証!!Part3!前への動きを徹底的に鍛えるドリルが凄い!
動画のミスショットは、打ちながら右足が前に流れるように出てきています。
木曜に紹介した選手のように、打ち終わるまで右足が我慢できていません。
打ち終わった後に、右足は出るべきです。
上の2枚の写真は、短期滞在の選手なので戻る時に右足が出ますが、長期の選手は、その辺りもしっかりと固められているので、踏み込んだ足で戻ります。また次回に動画付きで記事にしますね。ボレー返しは、コーチのおへそより上にボールを飛ばさないといけないので、しっかりとラケットを振る必要があります。しっかりとラケットを振っても、コントロールがぶれてはいけません。スパニッシュのドリルは、コントロール・パワーの両方が、身につくようにできています。
※2013年12月15日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
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