感想戦。。。
こんにちは!
今日は練習途中で雨。。。
インドアも少なかったので、新たな試みをしてみました。
将棋好きの友人コーチに教えてもらった『感想戦』です。
Wikipediaで感想戦を調べると下記のように書いてあります。
感想戦(かんそうせん)とは、
囲碁、将棋、チェス、麻雀などのゲームにおいて、
対局後に開始から終局まで、またはその一部を再現し、
対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討することである。
今日は試合の後、『自分がどうしようとしていたのか』と
『相手にどうされてら嫌だったのか』をお互いに言い合ってもらいました。
例えば、プレイヤーAは、
『相手がバックハンドに弾むボールを打って来ていやだったので
無理矢理にでも回り込んで攻めていった』と言いました。
しかし対戦相手のBは、
『自分も余裕がなかったのでもっとミスせずに返球されると嫌だった』と答えました。
Aがやろうとしたことは、Bにとっては嫌ではなく、
逆にAはまんまと騙されていた形になっています。
Bは相手のバックに弾むボールを打っていましたが、
もうあと1、2球打たせていれば、今度はBがミスしていたかも知れないのです。
それなのにAは、勝手に自分から攻めてミスを連発。
Bのバック狙いに焦らされて自滅したのが感想戦でよくわかります。
結果はBが5-1でリードしていた所で雨で中断でした。
この『感想戦』は戦術を学ぶのにとてもいいと思いました。
普段、試合の感想や反省を聞いても、
『バックハンドのミスを減らしたい』などショットの改善に関する返答が多いです。
この『感想戦』を使えば、テニスのゲーム性の部分である、
相手とのやりとりの中で何を選択するのか?また、したのか?
ということが確認できます。
自分が良かれと思ってやっていたことが、
相手にとってはあまり怖くなかったということがよくあります。
それが戦術のやりとりです。
テニスは単に良いショットの品評会ではありません。
それらをどう使うのかもとても大切なことです。
今日は主に小学生に『感想戦』をしてもらいましたが、
今度は中学生にもしてもらおうと思います。
『感想戦』についてはまだ発見があったので、
また明日の記事にしたいと思います。
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