統一と共有。。。
こんにちは!
あ、暑いですね。。。
昨日もジュニア選手コースのコーチで
ミーティングを行いました。
江坂はコーチの人数を多いので、
指導コンセプトを統一する必要があるのでは?
という議論になりました。
僕自身の考えでは、『統一』ではなく、
あくまで『共有』していきたいという姿勢です。
ま、言葉の綾なのでてきと~に読んで下さいね。
『統一』とい言ってしまうと、コーチと選手の関係や、
コーチ同士の関係にものすごく束縛感が出来てしまうような気がします。
誰も束縛なんてされたくないですよね。。。
練習中に今、どんなことに取り組んでいるのかを選手とコーチ、
またコーチとコーチが共有していることが大切。
取り組む内容は日々進化して行くものと、
時代が変わっても残るようなもの(例えばスペインの手出し)に二分されると思います。
『統一』してしまうと、
進化が止まってしまうような気がします。
テニスの指導コンセプトは、生き物ですから、
大袈裟に言えば日々変わっていかなければならないものです。
バルセロナのクラブでも、僕がいた時と今とでは、
下の動画の手出しの意味合いが変わっています。
上の手出しに関しての過去記事
スペインドリルの身体感覚①
①~⑤まであります。
そしてサンチェス・カサルアカデミーについての過去記事はこちら
サンチェス・カサルアカデミーの現在①こちらは1~30まで。
あれだけ大成功をおさめているスペインテニスでも、
指導内容が変わっています。
昔はサブ的に行っていた手出し練習が
メイン練習としての位置づけが強くなっています。
大切なことは、バルセロナのサンチェス・カサルアカデミーで働くコーチ達が、
その新しい手出しコンセプトを『共有』していることです。
『共有』してクラブ全体として取り組むことで、
効果が何倍・何十倍にもなるでしょう。
僕自身もずっと『統一』という言葉を使っていましたけど、
『共有』の方がしっくりきますね。
こんな熟語のちょっとした意味合いの違いで
ごちゃごちゃ思うようになるなんて、
頭がおっさん化している証拠ですわ。。。
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