手出し練習のチェックポイント②


こんにちは!
先日に引き続いて、下の動画の練習を行うにあたっての
チェックポイントを紹介します。

先日は、ボールを打つ軌道について説明しました。
過去記事 手出し練習のチェックポイント①
今日は打点の取り方について。
コーチからは、ボールはすべて高い打点で取れと言われます。
特に前への動きでは、疲れてくると打点が落ちてきます。
打点が低くなると、打点を落とす癖につながるので、
コーチが声をかけて高い打点をキープさせることが大切です。
動画でもバウンドの頂点から少し落ちてきた所を毎回打っています。
あれ以上落としてしまうと、ボールを飛ばしにくくなります。

photo:01



打点が低くなり持ち上げるのにエネルギーがいるからと、
相手のボールの力がなくなるからです。
そして打点で重要なのは、後ろに下がって打つ時に、
軸足よりも打点をしっかりと前に取ることです。
このシーン。

photo:02



ボールを出す人がしっかり見張っていないと、
選手は下の写真はのように、
少々後ろの打点でも平気で打ちます。

photo:03



そして、横回転のボールになり
ボールは曲がっていきます。

photo:04



この写真のように、
軸足よりも前で取り続けることが大切です。

photo:05



この現地の選手の動画でも、
後半は選手もかなり疲れてしまい、
足が追いつきにくくなります。
ですが、後ろにジャンプしてでも、
打点を前に取っています。
前の足が上がっても、身体が少々後ろに倒れても、
後ろにジャンプしてでも、なんとかして打点は軸足の前にキープします。

photo:06



選手が少し頑張れば、軸足の前に打点が取れるようなところに
コーチがボールを出し続けることが重要です。
あまりに負荷が強すぎると選手は、途中で動くことをやめてしまうし、
簡単すぎても練習になりません。
適度な負荷を与え続ける手出しが必要になります。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL

注目記事

テニス留学・質問についてお問い合わせ