2014ハンガリーテニスヨーロッパ視察で学んだこと!Part10!ドロップボレー2!!
ヨーロッパの選手はドロップショットが上手い!!
さて今日もハンガリーでのヨーロッパジュニアツアーU12の動画を紹介します。今日はドロップショット第二弾です。動画は3つあります。まず一つ目。この動画では、打ち方、それもグリップチェンジの上手さがよくわかります。打つ直前までは厚いグリップで握ってしっかりと構えておきながら、素早く薄いグリップに握り変えて前に落とします。
わかりやすいようにアップにすると、この時点では打球面は後ろを向いています。厚いグリップで待っている証拠です。
それを一瞬で薄い握りに変えて、スライスタッチにしています。使い慣れている証拠です。
続いて2つ目
こちらは使い方の上手さがよくわかります。相手のバックサイドに深いボールを打って、オープンコートを作った上で回り込みます。そこまでくれば、回り込んでのフォアのハードヒットと思わせておいてドロップショットを打ってます。
相手のバック深くに配球して、大きくコートの外に追い出します。
そしてフォアに回り込んで、相手に打つと思わせておいてドロップです。回り込むことで、ハードヒットを匂わせています。
そして3つ目
これは判断の素早さがわかります。相手がリターンをフォアに回り込んだのを見て、一番空いている対角線上に落としています。相手からすれば攻撃しようと回り込んだことが仇になってしまった形です。
ちょっと画面から切れていますが、ラケットの先端が見えると思います。リターンをフォアで回り込んだところです。
それを確認して、走る距離が長い対角線上にドロップをしています。ドロップショットは、ショット自体のうまさも必要ですが、使い方、発想が命です。少しでもたくさんのバリエーションを持っておくといいでしょう。まずは上手く決まっているパターンの真似から始めるといいかもしれませんね。
※2014年7月17日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月19日に再度公開しました。
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