2014チャレンジ サンチェス・カサルテニスアカデミー!遠征日記!6日目!日本人が優れているところ!
ヨーロッパのジュニアと日本のジュニアを比較!
日本のジュニアとこちらのジュニアの練習や試合を見ていると違いを感じます。同じテニスですが、大袈裟に言うと違う競技のようにも感じます。印象論で述べると、向こうは真っ向勝負、こちらは消極的。消極的に見えてしまうのは、やっぱりパワーの差なのかなと思います。では、見た目で消極的な印象を受けることは悪いことなん?積極的ならそれでええの?そうではないと思います。
全く真似をしてもダメ!
こちらの選手と同じような積極性を見せても自分達の特徴を生かしているとは言い切れません。ミスが少ないのは、ものすごく大切なことで、ものすごいアドバンテージです。ただ大振りかまして、ダイナミックで積極的なテニス!って言っても自分達の特徴を生かしているとは言えないでしょう。こちらに来て比較していると、日本人のアドバンテージは、スピードと機動力だと再認識します。ただそれらをヨーロッパで表現して勝つには、やはりある程度こちらのテニスに揉まれる必要があるでしょう。色々と書きましたが、ジュニア達には小難しいこと言うのを極力控えて、こちらでの体験を満喫してもらってます。言うのは帰ってからでもいいし、数年後でも十分。昨日は、『外人の勝ち方わかった!』と言ってました。言いたいことはありましたけど、そこは彼の感性を大切にして頷くのみ、またタイミングを見計らって、アドバイスしようと思います。
※2014年12月2日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月18日に再度公開しました。
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