ごちゃまぜ練習。。。


こんにちは!
明日からまた雨予報ですね。。。
なんとかならないもんかな。。。
さて、金曜日の練習は、普段年齢別に分けているグループをごちゃまぜにして行いました。
小学生達は、中学生や高校生と同じコートに立ててとても良い機会だったと思います。
これはミーティングで話し合い、色んな効果を得るためにチャレンジしたグループ分けです。
まず、『刺激』とか『プレッシャー』とかいう心理面は置いておきますね。確かにありますけど、それだけじゃあね。。。
まず上のカテゴリーの選手にとって、年下と打つことはある目標があればとても良い練習になります。
それは、いつも速く・早く行っている動作をあえて意識的にゆっくり行うというものです。
普段は、スピードでごまかしていることをあえて正確に行うということで技術的な向上を目指せます。
ボレーの面作りなどは、普段は勢いだけでやっている部分も大きいですが、動作をゆっくり行い、狙い所をしっかり意識することでかなり練習になります。ストロークも同様です。
そして下のカテゴリーの選手は、上のカテゴリーの選手とやることで、通用しているものを感じとることができます。
この時気をつけなければならないのが、何も通用しない時です。
何も通用していなくても、これからもこれまで通りの練習を積み重ねていく必要があります。
何も通用しないので、何かしなければと思って頭に浮かぶのが『奇襲』や『許容範囲を超えたスピードUP』です。
『奇襲』は時に有効ですが、『奇襲』のみで勝てるほどテニスは簡単ではありません。
『許容範囲を超えたスピードUP』ですが、確率を無視して打ちまくっても身にならないし、まず戦えません。自滅まっしぐらです。
テニスの練習では、よく自分よりも強い選手とやりたがるケースがありますが、危険もいっぱいはらんでいます。
上手い人に引き上げられた能力を、そのまま維持して、誰とやっても使えるようになるのはかなり困難なことです。
逆に、良くない方向に上達のイメージを作ってしまい、路頭に迷い、前よりも駄目になるケースも多々あります。
現時点の自分の能力では支えきれない理想を描いてしまって。。。ってあんまり脅すのはやましょう。
でもね。。。ほんまによくあるんです。なので、どのクラブでもだいたいレベルを合わせて練習しますよね。
上のカテゴリーに上がって練習しているのは、上のカテゴリーでも通用する武器を持っている選手だけだと思います。良くないイメージを持ちにくいからです。
今回のごちゃまぜ練習で、『何か』をつかんだみんな、これからの練習に生かしていこう!
また機会をつくってごちゃまぜに練習したいと思いますが、大切なのは日々のつまんないつまんない、わかっててもできないことばかり言われる、いつ強くなれるのか不安で仕方がない『ただの練習』です。
それは僕達コーチにも、そのまんま当てはまることです。。。
p.s. 2月8日の3セットマッチ練習会は、まだエントリー間に合います。右サイドバーより注意事項を読んでエントリーお願いします。スマホの方はPC画面にすると出てきます。
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