やっぱすごいよね。。。


こんにちは!
テニスのポイントの中で『判断』や『決断』に使える時間は、ほんの一瞬です。
当然ですが、日常生活やビジネスの世界のように熟考えする時間はありません。
『判断』や『決断』と同時に身体が動き出しているようでなくてはなりません。
ニュートラルなラリーから攻めに転じるタイミングや、攻守の切り替えなど『判断』や『決断』をして実行に移すことが求められます。当然ですが、ジュニア達は最初は理解できません。
コートのどこからでも強く打てば攻撃だと思ってますし、全部のボールを夢中で打ち返しているわけですから、あそこは攻めろだとか、あそこは守れだとか、横からごちゃごちゃ言われても、イライラするだけです。
それでもわからないなりに、頷きながら練習しているジュニアは、少しずつプレイが変わり始めます。
『コーチが何を言ってるのかよくわからないけど、そこには何か学ばなければならないものがある。だから黙って頷いて練習しよう。』
そう思えるジュニアは、やっぱり成長していきます。
もちろん、指導者としてわかりやすく理解させることも大切だと思っています。
でも難しいことほど、それを学ぶには胆力が必要になります。長い時間をかけて、じっくりと自分のものにした技術でなければ、大事な場面で役に立ちません。
話がそれましたが、『判断』や『決断』の練習を、プレイ+ステイを使って低年齢から取り入れたとしても、それらを身につけるには膨大な練習時間を必要とします。
コーチにも選手にも胆力が必要になります。
高速で飛びかうボールを追いながら、的確な『判断』や『決断』ができるようにならなければトップにはいけません。
テニスは、まだまだ『打ち方』だけのスポーツだと思われがちです。『打ち方』は、もちろんものすごく大切な要素ですが、それ以上に低年齢のうちからやっておかないといけないことがあります。
小学生時代の奈良くるみるちゃんが言ってました。『相手を崩すのが楽しい!』って。
なんかね。。。やっぱすごいよね。

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