お子様のテニス育成にはクレーコートがおすすめな理由!Part23!ハードやオムニとは違った戦う感性を養うことができる!
クレーコートでの戦いはハードコートと大きく異なる
球足が遅いことが大きな理由ですが、クレーコートの戦いはハードコートよりもラリーが長く続きます。そのことで
①単調なテニスでは通用しない
②低くて速いボールだけでは通用しない
③当てるだけの軽いボールでは通用しない
など、ハードコートでは経験できなかったことが経験できます。その経験からジュニア選手達は、自分の戦い方を見直して、新たなエッセンスを吸収して自分のテニスを再構築します。
低年齢、U12・U14でクレーコートを経験した方が良い理由
テニスは試合に出て経験を積み重ねていくごとに、それぞれのスタイルに固まってきます。ある程度勝ち始めて成果が出てしまうと、なかなか新しいエッセンスを吸収することが難しくなります。
①新しいものを吸収しようとする貪欲さがなくなる
②吸収して自分のテニスが崩れると負けてしまう
柔軟性がある低年齢のうちにハードコートやオムニコートだけでなく、クレーコートでの経験があると良いと思います。私の経験ではクレーコート、特にヨーロッパのクレーコートを経験すると、練習相手や対戦相手が多彩なテニスをしてくるのでさらに吸収が早くなります。小学生や中学生だとすぐに見て真似て吸収します。テニスの感性が固まらないうちに、いろんな世界を経験できると良いと思います。
※2015年10月29日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月10日に再度公開しました。
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