カテゴリーを越えて。。。
こんにちは!
今日も曇り空、靭で行われている関西オープンはなんとか試合を消化できたようです。
普段はカテゴリーを超えた試合がなかなかできないジュニア達にとって、JOP大会は上のカテゴリーの選手と試合ができる貴重な機会です。
ネットで途中経過をチラッと見ただけでもアップセットがいくつかあり、良い競争が産まれていると感じます。
下のカテゴリーの選手に負けてしまった選手は、ショックが大きいと思いますが、それも重要な経験です。敗因を突き詰めることで成長につながりますから、また頑張ってコートに立つしかないです。
『なんかうまくいかなかったな~』くらいの軽い反省で切り替えるのも一つですけどね。あまり突き詰めると、自分の良いところをなくしてしまったりもするので。
カテゴリーを超えた経験がしにくいのは、日本のジュニア達にとってマイナスです。欧米では毎週のように大会があり、毎週カテゴリーを変えてエントリーが可能です。
強い選手は当然のようにカテゴリーを上げて大会に出場しますから、U12やU14で勝っている選手がその年齢のナンバー1かというとそうではありません。
そもそもU12でナンバー1なんて決める必要あるの?っていう雰囲気です。実際にヨーロッパジュニアツアーでは、U12はカテゴリー3しかありません。カテゴリー1や2を作ってナンバー1を決める必要がないことをわかっています。
低年齢かは勝ちにこだわり過ぎないように仕組みづくりができています。
色んなカテゴリーの選手と競い合いながら、テニスの本質に迫る活動ができればいいですよね。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。