プレイ+ステイへの質問について。。。
こんにちは!
昨日今日とRSK杯と中牟田杯の予選。結果に左右されず日々の練習をしっかり続けましょう。
さてさて、よく書いているプレイ+ステイに関する記事に対して質問を受けました。
要約させていただくと、
①グリップもフォームも教えない状態で、本当にテニスになるものでしょうか?
②最近は、フォームを軽るく考えていませんか?
③とにかくポイントをとって、ゲームにさえ勝てばいいという考えでいいのか?
という内容でした。(うまく要約できてなければすいません)
あくまで私のプレイ+ステイ感でお答えしますね。
まず①、結論から言うとなります。が、グリップやフォームは指導します。
キッズ達は、自分達の骨格やボール感、リズム感などによって、それぞれ違ったグリップの持ち方をし、違ったフォームで打ちます。
基本と大きく離れているものは、矯正しますが、不思議と矯正対象になるようなグリップはありません。
無理な力を入れて打つことがないからだと思います。イエローボールを使用していた時は、あったんですが。
そして打ち方の矯正は、骨格の問題や、身体動作の連動に起因していくので、フォームの矯正という形では行わないことにしています。(最低限はしますが)
相撲の四股を踏んだり、ダイナミックなスキップをしたりしています。
②に関しては、考えていません。あくまで、これまでの指導法は大切にしています。180度変えるわけではありません。
ただ時間配分を変えています。
まずゲームありきで、練習の最初にレッドやオレンジボールを使って試合をします。練習の最後にフォームの指導(というには少ないかな)をします。
まずテニスはゲームであるという考えのもと、相手とのラリーやりとりを楽しみ、勝負という勝ち負けがつくことを楽しむことができるようになることが目的です。
フォーム指導を徹底して、しっかり打てるようになったキッズ・ジュニアに対してだけ、ゲームができるという特権を与えるのではなく、誰もがまずゲームを楽しめるようにすることが目的です。
ゲームを楽しむ、競い合いを楽しむ、プレッシャーを楽しむ、ショットが決まった瞬間を楽しむ、そんな経験を積み重ねて育てています。
ちょっと話がそれてしまいました。
フォーム指導をおろそかにする気はありません。
ただ、ゲームの楽しさを学ぶことを優先しています。子供達の興味もフォームよりも、ゲームにあります。
そしてフォームの指導は、一律にどうのという問題ではなく、それぞれの骨格やボール感・リズム感に大きく影響されるものなので、テニスをしながら改善していくという手法を取ります。
プレイ+ステイの導入により、フォーム指導というものの存在や概念も大きく変化していると感じます。
そこには、バイオメカニクスや運動力学など科学的な分析が進んできた影響も大きいです。
長くなってきたので、続きはまた明日。
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