外国人とに行ってまず得られるのは、『根拠のない自信』。
こんにちは!
バルセロナ留学時代を共に過ごし、今は東京でコーチをしている先発から電話があり、ジュニア達にもっと海外を経験してもらいたいと相談がありました。
海外に行けばそれでいいというわけではありませんが、一昔前と比べても世界の舞台が身近に感じられるようになってきたと思います。
『世界、世界』と言うと、ものすごくレベルが高く強い選手ばかりがいるというイメージになってしまいます。
もちろんそうなんです。そしてその選手達に勝つために世界の舞台に立つわけなんですが、そこで得る経験が、選手達を強くしていきます。
不思議なんですけど、海外を経験するとそれだけで、テニスが少し伸びます。ジュニアたちの中に、『根拠のない自信』みたいなものが芽生えるのを感じます。
異国の地で、外国人と戦うという未体験ゾーンをクリアすることで、テニスの感じ方に幅ができるのでしょうか。
そんなジュニア達の変化を何回も見ていると、先の電話をくれたコーチのように、海外をもっと経験してもらいたくなります。
ましてや、自分自身が海外を経験していると余計にそう思ってしまいますよね。僕たちがサンチェス・カサルにいたのは、まさに高校生のマレーやモナコがいた時なので、刺激もその分たくさんもらっています。
帰国して数年経ってから、グランドスラムで彼らを見たときの感動というか、驚きは今でも忘れられません。
そうかく言う僕も、海外で高校生時代のマレーやモナコと同じ環境で練習していた、というだけでコーチとして『根拠のない自信』をもってしまっているんですよね、笑。
だから??って感じでしょ?
でもね、同じ内容の練習を同じように頑張っていた彼がグランドスラムで戦っているのを見ると、なんか自信が湧いてくるんですよね。不思議なもんです。
海外となると必要になるお金はグッと上がります。これはしょうがないことです。ですが、それだけのリターンはあると思います。
世界と日本というように分けて考えるのではなく、世界の中に日本があるというのが普通です。まずは『根拠のない自信』を得るために、一歩目を踏み出しましょう。
さて、6月のテニスキャンプの要項です。下記リンクを読んでエントリーお願いします!
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