2016 テニス クロアチア・スムリクバボウル&DudBowl遠征7日目!自分を変えたいと思って、変わりたいと思ってコートに立とう!


自分から変化がつけられないという課題が見えてきた日本代表選手達。

引率している日本人選手は、男子が1回戦、女子が2回戦を突破しました。

女子はファイナルスーパータイブレークの11ー9。男子は5-4 5-4とどちらも接戦をものにしました。結果だけを見れば勝てたのでよしというところ。でも内容的には、男女とも何もしないというか、何もできないというか、課題が浮き彫りになった試合でした。

日本代表女子選手の試合の反省点。流れが悪いのに何も変えられない。

女子の選手の試合は、相手が勝手にミスして3-0。ここで相手が何もしてこないこちらのテニスに気づいてテニスを変えます。相手も真ん中に打って、逆にこちらに打たせるようにもってきました。ファーストはそのまま4-1で取りますが嫌な予感。。。その予感的中で、セカンドの第1ゲーム40-30からダブルフォルト、ノーアドを落として流れは向こうに、そのままあっさりセカンドセットを落とします。

自分からポイントを取りに行く強いマインドが不足していて、返してミスを待つしかできない。ファイナルスーパータイブレークに入っても、流れは向こうのままリードされて7ー9で相手のマッチポイント。そこでなぜか相手がドロップショットを2本連続でミス。その後もミス連発で勝利。勝つには勝ちましたけど課題が見えてきました。

自分の良い流れでないのにも関わらず、何も変えられない、何も変えようとしないことは反省材料です。日本国内だとそれでも勝てますが、ここから先は、より強いマインドが必要だと本人も気がついたと思います。こればっかりはテクニック云々ではなく、マインドの問題。口で言うのは簡単だけど、実際に選手が実行するのはとても難しい。経験を生かして変わりたいと思ってコートに立つしかありません。

低年齢ジュニアで才能があってメンタルが弱いジュニアがいるのは世界共通

男子の選手の対戦相手は、練習では圧倒的なセンスの良さを見せていた選手。でも蓋を開けてみると、メンタルがダメダメ。。。ミス連発で、表情はずっと泣き出しそうな表情でした。練習中はニコニコして余裕を感じさせてたんですけどね。試合中のお父さんの心配そうな表情からしても、普段からメンタルが課題なんでしょうね。低年齢選手のメンタルに課題があるのは世界共通です。心・技・体が揃うのはなかなか難しいですね。メンタルが駄目と言っても、テニスは天才的に良いので競りましたが、しめるところはしっかりしめて、タイブレークを2つとも取って勝ちました。

さて、今日は男子は2回戦、女子は試合なしです。朝から車で10分のコートに移動して、試合がある男子選手は軽くアップ。その他のメンバーは12時までしっかり練習です。なかなか良いテニスコート、1時間450円です。僕は今から男子選手を連れて会場に向かいます!

 ※2016年6月21日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月12日に再度公開しました。

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