一つの職場で長く働き過ぎると驚かれるのが海外。。。
こんにちは!
日本を離れて1ヶ月以上経ちました。
フィリピンもシンガポールもバルセロナもアリカンテもそれなりに堪能し、
どこもとても住みやすい街だなと感じています。
日本にいると、日本と海外みたいな対極なものの考え方になりがちですが、
地球にはたくさんの国や地域があり、日本はその1つでしかない。
確かに日本は住みやすく、世界的にみても人気がある国であると思う。
でも他国と比べてみると、すべてが良いという訳ではないと感じます。
一長一短はどこの国にもあります。ふとした会話の中で日本は特別なんだな
と感じることもたくさんあります。代表的なのは、
『自分は1つのテニスクラブで21年間コーチをしていた。』
そういうとどの国でも驚かれます。長いな〜って。ありえないでしょうって。
日本では新卒一括採用で終身雇用は、当たり前なので、逆に言うと途中で辞めている方が珍しいんですけどね。
こちらでは、僕のように仕事を辞めて少し旅をしているなんて、そんなに珍しいことではないようです。
MeetUpという集まりで海外の方と交流していても、
仕事を辞めてしばらく旅をしているといってもそんなに驚かれません。
むしろ前述の21年間働いていた、最後の四年は土日もなかったという方がよほど驚かれます。
あとこれは常々日本で感じていたことですが、
当たり前の生活を維持するコストが日本は高いです。
最低限のクォリティを維持することだけを考えてたら、
安全で便利な暮らしがどこの国もよりも安く手に入るんですけど、
これくらいの年齢ならこれくらいの生活水準みたいな空気感があり、
一気に生活のコストを上げてしまいますよね。
バルセロナはとにかく楽しむ為のコストが安いです。何もしなくても、なんか楽しいです。
日本だと何もしなかったら、なんかつまんないんですけどね。
日本でも新卒一括採用を見直そうなんて、世耕経産相が発言して物議を醸していますが、
働き方革命みたいなものは起こってもいいのかなと思います。
どんな働き方をして、どのように生きていきたいのかを選択できるようにすることは大切だと思います。
優秀な人は、幅広い選択肢の中から選べますし、そうでない人は狭い選択肢になりますから、
これまで以上に競争は激しくなっていくと思いますが、楽しく生きていくためのコストは下がるんじゃないかと思います。
こんな風に人口が減って、これまでの感じで生きて行けなくなりますから、
いろんなことを考えて生きていかないといけないですね。僕が江坂TCを辞めた理由は一つではありませんが、
『55歳になった時の自分を考えて』というのが大きな理由の一つです。
このブログによると、僕が55歳の時には、日本の人口は加速度つきまくりで減っていきます。
この前までトーナメントキッズで教えていたキッズ達が社会に出て行くのがこの頃ですよね。
どうかこうにか元気に働いていたいものです。そして健康寿命が伸びてますから、80歳くらいまでモリモリと働いていたいですね。
バルセロナの暑いビーチをテクテク散歩しながら、そんな気持ちになったどうでもいい記事でした。
では、サンチェス・カサルに三度目の訪問&ミーティングです!!
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