実録!!2週間の短期滞在でも英語はここまで上達できる!今後の英会話習得を加速させる大きな第一歩とは?
現在8名のジュニアと1名のコーチの引率でスペイン、バルセロナにあるサンチェス・カサルアカデミーを訪れています。私自身が14年前に1年3ヶ月滞在し選手として修行を積んだ場所でもあります。海外に来て成長できることはテニスだけではありません。自立して人間性を養うと言ってはアバウトすぎるので具体的にもう一つあげるとするなら、、、そう語学です。ここのバルセロナのアカデミーには世界中から選手が集まってくるので、英語が通じます。選手同士のコミュニケーションも英語が多いです。今日は滞在10日にして少しずつ英語の壁を乗り越えつつあるジュニアの様子をお伝えします。
英語の前にコミュニケーション①
日本人はシャイです。まずこの壁を乗り越えなくてはなりません。3食利用するレストランの店員さんに、毎朝、英語orスペイン語で挨拶するように促しますが、声が小さくて聞こえていませんでした。2週目に入るとようやく『ブエノス・ディアス!』(おはよう!)と聞こえるように言えるようになりました。すると、店員さんも嬉しそうに返してくれました。それ以来、挨拶ができるようになっています。
英語の前にコミュケーション②
クラブ内の上のチーム選手と練習マッチをしたくてコーチに直談判に行った小学5年生。『I want to play strong player』と言ったそうで、遠くから見ていましたが3往復くらいのやりとりでコーチは理解してくれた様子でした。strong player よりも tougher opponentとかの方が伝わりやすいんですが、伝わればOK。僕が言うよりも子供が自分で伝えに来たことで、バルセロナのコーチも了承してくれて強いチームの選手との練習マッチが実現しました。
まず伝えたいことありき
実際に日本語が通じない人を目の前にした時に大切なことは、『伝えたいことがあること』です。①の例で言えば、日本の挨拶をしなさいと言う教育は素晴らしいと思います。挨拶をされて気分が悪い人間はいません。まして外国人が自分たちの国の言葉で挨拶してくれたら、朝から嬉しい気持ちになるでしょう。そして②の例は、自分の望みを伝えたわけで、これもまず伝えたいことがあると言うことが前提です。
習った通りの綺麗な英語を使うことがゴールではなく、伝えたいことを伝えることが最初のゴール
教科書に出てくるような綺麗で完全な英語を話すことが最初の第一歩ではなく、伝えたいことがあり、それを伝えることが第一歩です。日本では挨拶しなさい、返事をしなさいと教えられるので、まずは挨拶と返事だけでも英語でしていけばいいと思います。大人になってもっと話せたらいいのにと感じますが、それは意外と話題がないからだったりします。英語のスキルはもちろん必要ですが、重要なことは伝えたいことがあると言うことなんです。
日本では体験できないこと。
英語なんてうまく話そうと勉強しても仕方がない。外国人に伝えたいことがあるから勉強するんだ!そんな当たり前のことを体験できることもテニス留学で得られることの一つです。
ちなみにこの少年、上のチームの選手のボールに喰らい付いて、7−5で勝ちましたとさ!
世界に揉まれよう!!
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