お子様との自主練で気をつけた方が良いこと。
ライン@が相変わらず楽しいです。多くは、保護者の方からの練習相談。テニスクラブでの練習以外で、自主練習をして上達を目指したいので方法を教えて欲しいというもの。お子様と共に汗をかきながら、自主練するのは格別な時間ですよね。でもその空気を悪くしてしまうのが、ついつい言いすぎてしまうというアドバイス過多。頑張るお父さんお母さんのために、私の経験から言えることを少し。
テニスのフットワークが良くなるみたいな表現は成功失敗がわかりにくい
逆上がりができるようになった。という指標であれば、できたかできていないかが一目瞭然です。ですが、フットワークが良くなった。スピンがかかるようになったというようなテニスの技術は、向上の判断が難しいです。お子様と練習している時、その正解はお父さんの頭の中にはあります(例えば同じテニスクラブで練習しているあの選手のスイングみたいな)が、お子様の頭の中にはイメージできていません。それを踏まえてアドバイスをしてあげる必要があります。
その日中には上手くならない。パフォーマンスが変わるのは次の日。
これがわかっていると、アドバイスをするにしても、かなり心に余裕が生まれます。心の中では、今日中にコツを掴んでほしいと思いながらアドバイスしても構いません。その熱意が大切です。ですが、スポーツのパフォーマンスはその日中にはなかなか変わりません。微調整は可能ですけど。
週末まとめてよりも、毎日少しずつ
身体のパフォーマンスを変えるには、少ない時間でも毎日行うことが効果的。素振りでも、縄跳びでも1日15分でOKです。毎日やっていると、本人達には上達しているかどうかってわからなくても、ある日コーチから、『フットワーク良くなったやん!』って言われたりします。中学生くらいになると、親離れが始まりますから、週末にお子様と練習できるのは小6くらいまで。二人三脚で練習し、パフォーマンスを上げていくのは、とても良い思い出作りになると思います。
①テニスに関する表現はわかりにくい
②その日中には良くならない
この2点に気をつけて、良い関係を保って頑張って下さい!!
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