ジュニアテニスで格上の選手に勝つために、練習試合で意識して取り組むと良いこと
年上の選手や同年代のライバルなど、格上の選手との対戦は、モチベーションも高まりますし、勝って自信をつけ、ランキングポイントを上げたいところです。今はランキング上位にいる選手も、ノーシードから勝ち上がることでその座をつかんでいます。格上の選手に勝つために、日頃の練習マッチでどのような点に気をつけて取り組めば良いのでしょうか?
深いボールでラリーを繰り返す
勝つチャンスを作り出すには、相手のミスを引き出す必要があります。それにはラリーを続けて相手に1球でも多く打たせることです。誰とやっても競るテニスをします。決めることを捨てて、少しポジションを下げると、格上でもラリーできます。シコラーが得意な戦術です。
精神戦に持ち込む
・デュースになってからが勝負
・エースを取らせない
この2つはとても重要です。
・デュースになってからが勝負
相手が格上でも、デュースまでは行きます。その後がポイントです。競った時にどのようなプレイをするのか。試合前に決めておいた方が良いでしょう。攻めるもよし、攻めさせるもよし、何もしないもよしです。ですが、なんとなくプレイしてしまうのは良くないです。
・エースを取らせない
決められる時でも、反応して追いつき、ボールに触りましょう。そうすることで試合終盤で相手にプレッシャーがかかります。相手に、もっと良いところに打たないと決まらないと考えさせれば勝ちです。夏場の暑い試合の場合や、相手との体力差がありすぎる場合など、自分の体力を温存しなければならない場合は、別ですが、日本の1セットマッチなら走り回っても大丈夫でしょう。
ヨーロッパ
クレーコートとという土壌が大きく影響しているのかもしれませんが、こういうった能力がデフォルトで備わっている選手がほとんどです。粘り強いですし、負けるにしてもあっさりと負けることが少ないです。テクニックでは日本人ジュニアの方が、明らかに上回っていても、勝ちにくいと感じることが多々あります。パワーがありかっこよく決めて勝っている選手も、低年齢の頃はパワーに頼らず、タフな環境に揉まれながら、テニスの土台を作っています。
目標
格上の選手に勝つことが練習の目標であると言えます。日々、コートに立って努力すれば、スコア的に競ることは可能になるでしょう。あとはほんの少し、勝ち切るためのエッセンスを教えてあげれば良いと思います。
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