クレーコート育ちのヨーロッパのジュニアの試合を見ていて感じること


それは
ディフェンスの意識が高いこと
です。

返すだけ

守るとかシコると聞くと、
・ゆっくりと返すだけ
・遠くのボールでも追いかけて返球する

ようなシーンを思い浮かべますが、ヨーロッパ選手のディフェンスはそうではありません。

合わせて読みたい過去記事

 

違い

ただミスらずに返すこととディフェンスは似て非なるものです。ディフェンスは、あえて少し後ろに下がることで、力強いボールを打つことができます。あえてディフェンシブな形を選択しているというところがポイントです。

ニュートラルに戻す

あえて下がることで、余裕が生まれ、強いボールを打ち返すことができます。相手も簡単に打ち崩すことができず、ニュートラルな状態に戻しやすくなります。

合わせて読みたい過去記事

 

後方からでもプレッシャーをかける

あえてコートの後ろに下がっていますが、甘いボールがあればいつでも前に入る準備はできています。守っているようで実は攻めています。ボールが甘くなると攻められることがわかっている相手には、コート後方からでもプレッシャーをかけることができます。

練習

たった1メートルでも後ろに下がると景色が変わります。いつも通り返球すると、いつもよりも1メートル浅いボールになってしまいます。
・下がったらその分、強く深く打ち返す
・下がったままでなく、チャンスがあれば前に入る準備をしておく

ことが大切で、実際にそういった反復練習を行っています。

合わせて読みたい過去記事

 

注目記事

テニス留学・質問についてお問い合わせ