2018クロアチア遠征 海外の大会に引率してくる保護者達
2018年6月27日〜7月11日の日程で、ジュニア選手を引率してクロアチアに遠征してきました。選手達は、クレーコート3大会に挑戦し、粘り強く多彩な戦術を操るクレーコーターに挑戦しました。まだ低年齢のジュニア選手のほとんどは、保護者の方と参戦していました。
保護者の引率
U11やU13という年齢の大会だったこともあり、保護者と来ている選手がほとんどでした。一部、ナショナルチームで参戦しているところはコーチが引率していましたが、
①同じヨーロッパ内
②夏休み中
ということから保護者との参加というジュニアが多かったです。中には保護者+コーチというジュニアもいましたが数人レベルです。
励ます
ヨーロッパのジュニアは、日本人よりも感情的になりやすく、試合中に怒ったり泣いたりするジュニアは珍しくありません。保護者の方々は、感情的になった子供達をコート外から励まします。日本だとアドバイスと取られて注意されると思いますが、こちらではそれほど厳しく言われません。
拍手
自分の子供かどうかに関わらず、良いプレイには賞賛の拍手を送ります。また良い選手だと思えば、相手の保護者やコーチに歩み寄って褒めてくれます。日本でも良く見る光景です。日頃から良いプレイをたくさん見ているからか、良いプレイのハードルは高いように思えます。低年齢ながら、勇気を振り絞って打った攻撃的なショットや、大人の発想を裏切るトリックショットなどには、惜しみない拍手が送られます。
世界のスタートライン
・同じヨーロッパ内で移動コストが安い
・日本よりも長期休暇が取りやすい
・英語が話せる
など、保護者の方でも引率しやすい条件が整っています。遠く日本から参戦するには、まだまだハードルが高いと感じてしまうと思います。地理的に遠いというのは、世界基準を感じるだけでも高いハードルを越える必要があります。ですが、世界基準を体験したければ一度見ておく価値はあると思います。世界を目指すには、まず世界のスタートラインに立つことが大切です。それは想像しているよりも簡単で、想像しているよりも近くにあります。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。