サンチェス・カサルテニスアカデミーで生活するジュニアの1日のスケジュール。世界基準で文武両道を実践するジュニア達の驚愕のタフな毎日。
世界には、テニスコートと学校が併設され、テニスでプロを目指しながら学業も疎かにせずに、文武両道を実践できる環境があります。ジュニア選手達は、
・プロ選手
・テニスでスカラーシップを獲得して大学進学
の両方を考えながら、日々のハードスケジュールをこなしています。今日はその1日のタフなスケジュールをご紹介します。
朝
アカデミー内で生活しているジュニア はゆっくり寝ることができますが、ホームステイや家族で住んでいるジュニアは、6時台に起きて登校します。練習開始は8時なので、アカデミーのスクールバスがアカデミーに到着するのは、7:45です。
午前の練習〜ランチ
8:00-9:30 ジムトレーニング
9:30-11:00 テニス
11:20-12:15 学校1時間目
12:20-12:55 ランチタイム
施設内にトレーニングジム、テニスコート、学校、レストランの全てがあるとはいえ、午前中からその全てを回るタフスケジュールです。
・1時間半のフィジカルトレーニング
・1時間半のテニス練習
・学校授業1コマ
を終わらせ、30分ちょっとでランチを済ませなければなりません。
午後の授業〜帰宅
12:55-13:50 学校2時間目
13:55-15:25 テニス練習
15:50-16:40 学校3時間目
16:45-17:35 学校4時間目
17:40-18:30 学校5時間目
18:35 帰宅のスクールバス発車
午後も分刻みのスケジュールです。
・1時間半のテニスの練習
・学校の授業4コマ
があり、最終の授業が終わった5分後には、スクールバスが発車するというタフスケジュール。家の近さにも寄りますが、帰宅は19時半〜20時になるそうです。
ホームワークや試合
通常の項のサイクルに加えて、
・毎日の宿題
・月に数回の試合
がスケジュールに入ってきます。宿題は、夜の12時までにネットを通じて提出しなければならないため、必然的に夜遅くまで勉強することになります。また、平日、週末を問わず大会があるので、学校を休んで大会に参加することになります。その分の勉強は自分でしなければなりません。(欠席扱いにはならない。)世界基準の文武両道を実現するため、子供達は世界中で忙しく頑張っています。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。