海外は行ける時に行っておこう!
全豪オープンジュニアで坂本怜選手が優勝しました。
面白いキャラで関西人好みです。テニスを盛り上げてくれるニューヒーローがまた増えて嬉しい限りです。
さて、全豪オープンジュニアで優勝するにはどうすれば良いのかご存知ですか?
今はプロになっている選手が中学生の時に同じような質問をしましたが、
「とりあえず今出ている試合に全部優勝することですよね!」
と大間違いだけど、ある意味合っている珍回答をくれたことがありました。
今、多くのジュニア選手が出ているテニス協会の試合にはいくら勝っても全豪オープンジュニアには出られません。
ITF大会に出て世界ランキングを獲得して、そのランキングを上げていく必要があります。
今出ている大会に全部優勝すれば、それなりに海外進出のチャンスをもらえたりするので、あながち外れてはいないのですが、、、
私も数年前まで、海外のアカデミーに行ったり、海外のITF大会に出場する活動をしていました。
・子どもたちに世界のレベルの高さを感じて欲しい
・日本でいつも同じ面々で競い合うことで無駄な疲労をしないで欲しい
・テニス以外の面でも世界基準を知って身につけて欲しい
などという思いで活動していました。
今はそちらの活動はお休み中ですが、子どもたちが海外の環境に挑戦したいと相談して来た時は、自信を持って背中を押しています。
安心安全が確保できている状態であれば、海外にはどんどんチャレンジすべきだと思います。
これまで活動して来た中で感じていることは、一度挑戦する機会を逃してしまうと、2度目はなかなか来ないということ。
当然ですが、国内遠征とは桁が違う費用的にも、心配をおして送り出す精神的にも、海外チャレンジには大きな負担がかかります。
細々と開催される国内のジュニア大会の隙間を縫って、海外遠征に行ける機会はそれほどないですし、
行くよりも、辞めておいた方が良い理由の方がたくさん思いつくでしょう。
海外チャレンジのチャンスも一期一会ですから、もし迷っているなら思い切っていくべきだと思います。
2度目に行くかどうかは、帰って来てから考えれば良いことです。
個人的には、日本の大会はスキップしてでも、海外経験をしておく方が絶対に良いと思っている派です。
日本の大会なんてあとでいくらでも出られますから。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。