偶然聞いた、『光と影』のお話
先日、ミスドで雑談中に偶然に
登場したお話です。
『この世には、光が当たっている人間と
そうでない影の中にいる人がいる。
光が当たっている人間の回りには
その人を支える影の人間が幾人もいる。』
その通りだと思います。
終身雇用制が当たり前で、
給料が年功序列の時代は、
『光』の人も『影』の人も幸せを感じて仕事をし、
企業やチームはうまく機能していたのかもしれません。
しかし、終身雇用も年功序列の賃金制度も
昔の話になりました。
成果主義、能力主義の世の中になってしまいました。
そのような状況下では、
『影』の人は幸せを感じられなくなってしまった
のではないのでしょうか?
このことは、
企業やチーム単位の仕事のクオリティを
下げてしまっています。
『光』の人は、
成果を出していると認められ
評価が上がり、賃金にも反映する。
それを助けている『影』の人は、
数字としての成果は『光』の人にもっていかれる為、
仕事ができない、
という評価を受けてしまう。
『光と影』は、
セットにして評価されるべきですよね!
でも、なかなかそれは、数字としては現れにくい。。。
シンプルな評価システムでは、判断しにくいものです。
前置きが長くなってしまいましたが、
私の仕事はテニスコーチです!
テニスクラブの仕事において、
『光と影』とは、どのようなシーンで登場するのか?
例えば、
一人のコーチが、ジュニアプレイヤーにアドバイスします。
もう一人のコーチも、
言いたいことはあるが、
一度にたくさんのことを言うのは、オーバーティーチング(教えすぎ)だと思い、
アドバイスを控えます。
この、わざとアドバイスを控えたコーチは
まさしく『影の人』です。
この『影の人』は、
前回のブログで書いた、
アドバイスリテラシーのある人です!
(流行るか?このワード、笑)
ジュニアプレイヤーに対する、
打ち方や、プレイスタイルへのアドバイスがあれば、
結果がでるまでに3ヶ月は
見守る必要があると思ってます。
3ヶ月見守り、最初のコーチのアドバイスのアシストをし続けるコーチ(影の人)はどのような評価を受けるのでしょう?
何も教えていない。
アドバイスがない。
頼りない。。。
彼は、プレイヤーを第一に考えて
行動しているのに。。。
一般プレーヤーに対しても、
同じことが言えます!
あるコーチが、
一般プレイヤーに対して、
ひつこく自分のレッスンを受けるように
勧誘しているとします。
今、そのプレイヤーを担当しているコーチは、
自分も勧誘すると、その方が困惑して
そのテニスクラブに居づらくなると思い、
黙って手を引きます。
この黙って手を引いたコーチは『影の人』
このコーチはスクール生が減ったとして、
マイナス評価になってしまう。
年功序列、終身雇用がなくなり
成果主義、能力主義の世の中になったことにより、
企業やチームがいいパフォーマンスを出す為には、
『影の人』が評価はされないが、
きっちり『影』としての仕事をこなすしてくれることが重要になってきます。
でも、血の通った人間に
そんなこと可能ですか?
可能だとしても、いつまで続きますか?
『光と影』の新たな共存方法を誰か考えてくれー!
返信、メッセージ大歓迎です!
日本のテニスプレイヤーの為に!
最後にめちゃくちゃ、
本当にめちゃくちゃ大切な、重要なお話。
紹介した例え話は、
想像を膨らませまくったフィクションであり、
おいらが日々、
汗を流すテニスクラブとは
一切関係ありませんので、
そこんとこだけは、よろしくご理解ください。
ぜひとも!なにがなんでも!
頼むで~~!笑!
P.S. 江坂テニスセンターで育った、
中村藍子選手が手術から復帰しました!
楽天ジャパンオープン!
結果は残念でしたが、
まだまだやってくれると信じてます!
みんなで応援しましょう!
iPhoneからの投稿
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